緊急事態宣言

仕方ないのかもしれませんが、本日の国会で緊急事態宣言を可能にする法案が成立しましたね。
新型コロナウイルス対策としてですが、各都道府県の首長による要請で、外出禁止とか土地の使用要請ができるなど、割と強力な要請という形での権限があたえられるみたいですね。
どう運用されることになるのかは、わたしはいまいち把握してませんけど。

その条文には

「 興行場(映画、演劇、音楽、スポーツ、演芸などの施設)の管理者に対し、施設の使用制限もしくは停止を要請できる。また、イベントの主催者にイベント開催の制限もしくは停止を要請できる。(第45条) 」

というのがあります。したがって大きなコンサートはもちろんでしょうけど、小さなライブハウス・劇場・映画館・寄席・・などなど、要請次第では興行中止となりますよね。てか、現状、すでに多くのスポーツイベントやコンサート・ライブの中止が決定していますけど、今後も当面つづくのでしょう・・。
実際、大阪のライブハウスでクラスター感染起きてしまいましたし。ライブハウスでは音が大きいため、隣の人と話をするだけでも大声になりますし、大声で喋る際にはマスク外してたりしますからね。逆に小声で話すにも濃厚接触になりますし・・。
また、とある楽器店で恒例の楽器フェアを行っていたところ、「こんな時に楽器フェアやってる場合かっっ」とクレームが来たそうで、店舗限定で店舗内の楽器フェアにも関わらず中止に追い込まれたそうです・・。

それと、例の「蒲郡コロナ撒き散らしたる宣言のおっさん」の件で、店内での様子が映っていましたけど、感染被害にあった女性は 「蒲郡撒き散らしのおっさん」 の相手をしていた方ではなくて、 「蒲郡撒き散らしのおっさん」 が開店前に座ってたベンチに、後から座って待機していた女性ということで「そんなに感染力つよいのか・・」と怖さをおぼえました。しかし、ほんと 「蒲郡撒き散らしのおっさん」・・・なんなんやろ・・。息子さんが常識人だったことが救いでしたけど、連絡が間に合いませんでしたね。

あと、例のフリーランスへの保証が一日4100円という金額もなんですが、しかもこれは子育てのためにフリーランスの方が休んだ場合で、単に仕事が飛んだ場合には対象外で、これはフリーランスの人にとっては大問題ですよ。フリーランス・商店自営業の方や中小企業に対して、政策金融公庫が「無利子・無担保での融資」が発表されましたけど、 「無利子での融資」 といっても結局は借金なわけで・・。※小規模個人事業主(フリーランス)の方には融資要件はないみたいですが、中小法人は要件ありですね。
少し話は違いますが、うちの実家も阪神大震災の時に店舗・住居が大変なことになって、当時の国民生活金融公庫から緊急融資うけました。こういう緊急融資制度はとてもありがたいことは確かなんですけど、震災後はお客さんが長期に渡り激減して、オトンは私には何も言いませんでしたけど、低金利・長期返済とはいえ、地域経済がぜんぜん回らなくて、返済は大変だったと思いますわ。10年の返済終わって、これから・・という翌年に永眠しましたけどね・・。

2019年度 3月一覧|ニュースリリースアーカイブ(METI/経済産業省)
新型コロナウイルスに関する相談窓口(国民生活事業)|日本政策金融公庫
日本政策金融公庫(略称:「日本公庫」)の融資のご案内をご紹介いたします。

花見もなくなるでしょうし・・・株価もやばいし・・・・オリンピックもどうなることやら・・・・

Related Posts

タイトルとURLをコピーしました