新年あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。
昨年のお正月は『オリンピックイヤーだ!!』とすこし浮かれていました。20年2月のダイヤモンド・プリンセス号船内感染も、どこか他人事のように報道を見てました。それから二カ月ほどたった4月には緊急事態宣言が発令され、4月・5月と全休しました。6月半ばからレッスンはボチボチと再開しましたけど、地方から受講に来ていただいていた方の中には、残念ながら20年・年内の受講再開は叶わなかった方がおられたりと、なかなか厳しい状況のまま年を越しました。
正直、21年の予定もほぼ白紙状態ではありますが、なんといいますか、個人的に経験した阪神大震災による実家の罹災で音楽非活動期間が一年以上ありましたし、顔面麻痺による活動休止期間も経験してたりと、これまでに経験した個人的『非日常経験』がすこしだけ現状に忍耐力を与え、基本的に『いつしか状況は改善する』という希望を持つことが出来ているからかもしれません。
当時とは違った音楽発信プラットフォームが発展している現在においては、作品を発表する場は確実に増えています。ただ、やはりプラットフォーム上だけを生業とすることは、プレイヤーとしての割り切りや、プレイヤー以外の作業・知識も必要になってくるのも確かです。そういった意味では『新しい音楽様式』に対応しなければならない年なのかもしれませんね。
とはいえ、やっぱりこの世界的な閉塞感は辛いですよね・・・はやく元の生活に戻りたいものです。
先行きの見えないまま迎えた2021年ではありますが、一日も早い新型コロナ収束を願ってやみません。
2021年 元旦