サックスを演奏する際に欠かせないのがストラップですよね
現在では、ストラップにもいろいろな形状のものが販売されています。
①② は、最近流行りの棒がついているタイプですね。
これは、この棒で紐同士の間隔が確保されて、喉元に紐が食い込まないことで、気道を圧迫せず、楽に息が入ります。
③は昔のタイプで、まぁよくあったタイプです。紐のみ という潔いタイプですね。
④は昔からありますが、YAMAHAのストラップ。これはいまでも人気がありますね、私も使っていますけど。
③との違いは、首に当たるところが革張りになってて、そのなかにパッドが入っているので、③よりも楽です。
本来このストラップのフックは「U字型」ですが、しっかりとまる外れ止めの付いたタイプに変更して使っています。
これは、④を発展させたタイプで、首の部分のパッドがとても分厚く、首への負担を軽減してくれます。
首・気道への負担を減らす方向で改良されていましたが、「いっその事首にかけなきゃいいやん」タイプがこういうやつです。
いわいるショルダータイプです。若干装着にコツがいります。個人的にはアルト・テナー等の持ち替えがある場合は、使いにくいかなぁ・・・と思います。
これもショルダータイプの進化形ですね。装着すると、最初は違和感半端ないですけど、慣れるととても楽です。
見た目は肩にかける金属部分がひ弱そうで、心許ない感じはしますけど、強度は全く問題ないです。折りたたむと意外とコンパクトになります。
この他にもたくさんの種類・形状があるので、是非お店に行った際には試してみてください。
気道が圧迫されなくなると、こんなに息がスムーズに入るんだ と驚くかもしれません。
管が重いバリトンサックスにはショルダータイプは非常に有効だと思います。
また、ショルダータイプは首こり・肩こりが軽減される感じはしますので、私と同い年位から上の肩こりもちの方は試してみてください。
余談ですが、先輩のサックス奏者の方は、「気道が圧迫されていないと、息が入りすぎて気持ち悪い」と仰ってられました、たしかにそれも分かるんですよね・・入りすぎて気持ち悪く感じたり、息の微調整が難しくなり、音も開きすぎる感じのするストラップもあるので「首の絞められ具合」は、あなたのM度で選んでください!! 😄 😄 😄