お屠蘇(おとそ)

藤本家では子供の頃から正月三賀日には、お屠蘇(おとそ)を頂く習慣がありまして、今でもお屠蘇(おとそ)セットを所有してます。
関西圏の風習なのかもしれないですが、あまり、関東圏ではこの習慣は無いようで、お屠蘇(おとそ)の素自体がなかなか手に入らなくなってるんですよね。。

お屠蘇(おとそ)の素 というのは、この 屠蘇 というのはほぼ漢方薬みたいなもので、薬酒という扱いみたいです。
関西では年末になると、スーパーで売っているお酒や みりん に、 お屠蘇(おとそ)の素 「屠蘇散ティーバッグ」がおまけで付いていました。

屠蘇散の処方は『本草綱目』では赤朮桂心防風菝葜大黄鳥頭赤小豆を挙げている。現在では山椒細辛防風肉桂乾姜白朮桔梗を用いるのが一般的である。人により、健胃の効能があり、初期の風邪にも効くという。時代、地域などによって処方は異なる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%A0%E8%98%87

一昨年までは実家から屠蘇散 ティーバッグ をオカンが送ってきてくれてましたが、去年から送ってこなくて、どうやら関東でも手軽に手に入ると思っているようです。。いやいや・・関東ではなかなか売っていません。
お店で「お屠蘇ありますか」と聞くと、「??????」という反応も多いんですよね。

去年は知り合いが某大手スーパーに勤めているので、なんとか手に入れていただきましたが、今年はスーパーにも入荷は無く諦めておりました。

スーパーになくて妻と途方にくれ諦めて、妻はそのまま仕事に行くというので別れましたら、「あったよーー」とLINEきまして、なんと家から目と鼻の先、駅前の酒屋さんにありましたww 灯台下暗し・・・。
「こんな近くにあろうとは・・・・」去年もなんだかんだ電車に乗って 屠蘇散 ティーバッグ 買いに行きましたからねw

まあ、考えてみたら、この 屠蘇散 ティーバッグ はお酒に一日浸すわけですから、酒屋さんが扱っててもなんら不思議はないですよね。ただ年賀のお酒を買った方に無料で進呈されているということで、 屠蘇散 ティーバッグ だけほしかったので、店主に相談したら「100円でいいよー」と快く譲ってくれました、助かりました!!

元日に一番小さな 盃 からはじまって三賀日ですべての 盃 を使います。
お酒が苦手な場合は、みりんで作ります。わたしはお酒が苦手なので、みりんとお酒を半々で作っています。
んで、年下からの順に頂くのです。
わたしは、正直昔からこの味が苦手で、子供の頃は苦行でした。
お屠蘇を飲むや否や、甘い栗きんとんを口に頬張って中和していましたw

妻はお屠蘇(おとそ)の味がすきらしくて、 連日盃 に並々とついでやりましたが、おいしい おいしい と飲んでおりました。

来年からは、駅前の酒屋さんにあることが判明したので、あちこち探さなくてよくなりましたので、安心ですわ。

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