大往生

我が家の老猫マロンさんが本日朝9時に息をひきとりました。


25歳5か月 猫社会では超絶長生きでしたね。なんせ私が27歳の頃からずっと一緒に居たわけですからね、凄いことです。

4月くらいからほとんど目が見えなくなったことと、後ろ足が以前よりも不自由となり行動範囲を制限しての生活でしたが、昨日の夕方まで食欲旺盛で人の気配を感じると目が見えていないながらも食事台のところまで行って、ちょこんと座って『くれくれ』をしていました笑

私が仕事から帰宅してすぐくらいに、呼吸困難をお越して倒れました。しかし、少し時間が経つと苦しいながらも水飲み場までたどりついて水をのもうとしていました。意識が朦朧としているせいで上手く飲むことができないようで、そのまま水飲み場の横でへたり込んでしまいました。
次発作が起きたら… 覚悟はしておりましたが、昨夜は自分の部屋(マロンの家)で横になって休みました。
妻が心配してリビングに有るマロンの家の横に布団を敷いてねてくれました。
マロンが目が見えなくなってからは、おトイレが難しくなって色々と試行錯誤なこともありましたが、妻が大変頑張ってくれましたので有り難かったです。

マロンさんは妻の隣で久しぶりにゆっくりと寝ていたようにも見えました。どうやら夢を見ているようで、その夢の中では走っていたのでしょう、不自由になった後ろ足をバタつかせて駆け足のような動きもしていました。

今朝起きる頃にはだいぶん衰弱していて、反応が希薄となっていました。しかし、亡くなる1時間ほどまえに頭を撫でていると、弱々しいながらも喉を『ぐるぐるぐる』とならしてくれました。間もなく逝くだろうと覚悟していたタイミングでの反応に、とても救われた気持ちになりました。

マロンはうまれてから貰い手が決まっていたので、一旦その方に引き取られました。しかし、先方の事情が変わってしまい間もなく我が家に『出戻り』して母猫のケンカ相手として友達として生活してくれました。ですから、結果的には戻ってきてくれて本当によかったです、ありがとう。


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