イヤモニとは In Ear Monitor の略なんですが、よくステージでミュージシャンが耳に付けて演奏しているのが、イヤモニというやつです。
ステージで気持ちよく演奏するために「モニター」が必要ですが、ステージ上にミュージシャンに向けておいてあるスピーカー 「転がし」といわれますが、あれは、個々のミュージシャンが自分の演奏のしやすいように、各楽器を好きなバランスで鳴らしてもらいます。
しかしながら、お客さんが入ると音響は多大な影響をうけるので、リハーサルでモニター決めを行っても、本番では状況が変わってしまう事も多いんですよね。
そこで、イヤモニを使うことで、環境にほとんど左右されない音場で自分の演奏ができるようになることを目指した という雑な説明をしてみました 笑
イヤモニはもともと「モニター用途」ですので、音解像度の高さ・着色の無い音・高い遮音性などが求められるので、高価になる傾向があります。ミュージシャンは、カスタムイヤーモニターを作る事も多く(個々の耳型を採取して、そこからフィッティングをほぼ完ぺきに仕上げたもの)それらは10万円位~します。
しかし、昨今はイヤモニも低価格帯から販売されていますね。カスタムイヤモニの様に耳型から採取するのではなく、同梱されるイヤーピースの種類を増やし、使い手のフィッテング選択範囲を広げることで、量産化しその面でも価格を抑えているわけです。
モニター用途から発展してきてはいますが、価格が抑えられたことで、普段使いしている方も多くなってきましたけどね。廉価なものとは比べ物にならないくらい「良い音」で音楽を楽しめますし、遮音性が高い事から、小さな音でもクリアに再生してくれますからね。
僕も、普段電車で音楽聞くときは、そんなイヤモニを使っています。AUDIOFLY AF120 というオーストラリアの会社が作った機種を使っています。Rolandさんが日本代理店ということもあり、試聴させて頂いたところ、とてもクリアで繊細な音だったので、即決!! w
これも開封時の写真みてもらうとわかりますが
イヤーピースが3種類、合計9セット入ってました w
AUDIOFLY AF120は、装着の際、いわゆる「シュア掛け」で使います、そうすることでイヤホンの線が邪魔になりませんし、線が服などに擦れるノイズも気にならなくなります。
また、編み込み線 になっているので、これも擦れノイズ対策と、電気的なノイズ対策になっています。
—————-メーカーサイトより引用————–製品特徴
- バランスドアーマチュアドライバー1基と9mmダイナミックドライバーを1基搭載。
- 米国Comply社製のイヤーチップを同梱。高い遮音性を実現。
- 耐久性と柔軟性を併せ持つAudioflex(TM) ケーブルを使用。
主な仕様
ドライバー バランスドアーマチュアドライバー1基+9mmダイナミックドライバー1基 周波数特性 20Hz~20kHz インピーダンス 12Ω 感度 108dB at 1kHz コード 1.6m Audioflex(TM)ケーブル プラグ 3.5mmステレオ・ミニ・プラグ(金メッキ、L字) 付属品 キャリーケース、イヤーチップ(3種)、ヘッドホン変換プラグ、航空機用変換プラグ、分配プラグ ————————-ここまで引用————-
シュアでもSE215あたりですと、1万円で買えますので、一つこういうのを持っていると、普段ポータブルオーディオやら、スマホで音楽聞くときに、良い音で聞く事ができますよー
あ、さっきも言ったけど遮音性能がいいので、周りの人にも迷惑かけません 😄