日本といえばAKIHABARAだったのに

昨日とあるお仕事で秋葉原に行きました。噂には聞いていましたが、コロナ禍によるダメージはものすごいことになっています…

電気街口でていきなりビルごと数棟が空きビルになっています…

その隣のビルも…見渡してみると結構な大型テナントが空いていますし、裏道に入るとシャッター街に…

コロナ禍に突入する前年2019年ころはインバウンド需要で、沢山の観光バスが大通りに列をなして停車しては、中から沢山の外国人観光客が降りてきて、しばらくするとすごい荷物を抱えてバスに戻ってくるという光景がアチラコチラで見られました。特に多かった中国からの観光客に対応するべく、店舗の従業員さんの多くは中国系の方が採用されて、母国語で接客し、免税店許可を得て対外国人専門店となっていたようなお店も多かったですからね。
インバウンド向け店舗としてカジを切っていたことが悪いわけではなくて、2019年当時もインバウンド需要が上昇の一途をたどり『来年はさらにオリパラが開催される!!』となっていたわけですから、至極当たり前でしたからね。そら、いきなりインバウンドが0になったらね…てか、そんなことになるなんて誰も想像してなかったよね。

企業経営においてコンティンジェンシープラン-Contingency Plan-という、不測の事態に備えて、たとえそのような状況が起こったとしても、素早く通常の企業活動に戻るために備える非常時対応計画、という考え方がありますが、感染症拡大による世界的混乱がこれほど長期間続く事態への対応計画なんてね…一企業だけでどうにかデキることや無いですからね。感染症で世界が大ダメージなんて映画の中だけのフィクションだと思ってましたからね。

海外ではワクチンをゲームチェンジャーとして、一日も早くコロナ禍以前の日常生活に戻るために、ちょっと無理矢理感のある進め方をしている国もあります。しかし、そんな日本よりもワクチン接種が先行した国々の施策がうまくいくことを願ってやみません。

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