バンド経験のある人は、バンドにはどんな楽器が有って
どんな役割をしているかは分かると思います。
しかしバンド経験の無い場合は、あまりよく分からないと
いう方も居られると思います。
私もレッスンにおいては全曲カラオケを用意するのですが、
バンド経験の無い人によく質問されることがあります。
「リズムが分からなくなるのですが、どうしたら。。。」
そうですよね、カラオケをなんとなく聞いてしまうと、リズムはよく
分からなくなってしまうかもしれないですね。
人間の耳って不思議なんですが、なにかの音を聞こうとして
「耳を傾ける」と聞こえるのですが、どの音を聞くかという照準が
合ってないと 漠然と聞いてしまう傾向があるようです。
リズムをしっかり把握するには、バンドにおける リズム隊 を
まずはよく聞くようにしてください。基本は ドラム と ベース です。
ドラム が曲のテンポ・リズムを司り、さらに ベース がその上に乗り
さらにギター・キーボード・・・など全て リズム隊 の上に乗っかります。
そしてお膳立ての上に メロディー(サックス) が乗るわけです。
この リズム隊 を自分が演奏中に耳を傾けるように訓練してください。
下記にサンプルを作ってみました。
リズム隊の上に順番に楽器を乗せていってますので、
最後に全部の楽器がなった所でも、最初になってたドラムとベースに
耳を傾けてください。
楽器の入る順番
ドラム → ベース → パーカッション → アコースティックギター
→ ピアノ → シンセパッド