silver

最近アルトはずっとselmer SA80-Ⅱを使っていますが、派手なシルバープレートの新入りです。

てか、よくよく考えてみるとシルバープレートは今まで一度も買っていませんでした 😛

今までアルト遍歴は、カイルのブラックニッケル以外は全部管体はラッカーでした
Selmer mark7 (フラセル)
Selmerr SA80-Ⅱ (現在メインで使っているやつ)
Selmer mark6 (アメセル)
Selmer mark7 (アメセル)
Selmer mark6 (アメセル)
カイルベルス(BN)
Selmer リファレンス
YAMAHA 82Z
Selmer SA80-Ⅱ

ちなみに、アメセルばっかり買ってた時期は、もう20年以上前です 笑
当時はアメセルでもアルトは60万円前後で取引されていたので、昨今のような目の飛び出る金額ではなかったのです 😆
某専門店でデビットサンボーン氏が実際に使った楽器でも58万円で売りにでてたりね、消費税も3%の時代です。売るときにも金額が目減りしなかったので、転がしてました 笑
でも結局今もメインなのは初期に買ったSA80-Ⅱてのが、なんとも皮肉な結果ですよね w このSA80-Ⅱは発売直後日本輸入第一弾の楽器なんですよ とよく分からん自慢もしておきます 😆

んで今回のシルバープレートはキャンノンボール 😆  縁あってうちにやってきました。このモデルはキャンノンボールの中で最高級ラインではないんですけどね、現在使っているマウスピースとの相性がいい感じなんです。
「まぁ、SAXは高けりゃ良いってもんでもないからねぇ」とアメセル買ってた時期の自分に言ってやりたいです www

このサックスはいわゆる「今風」な鳴り方をするんですけど、音程とか音量のコントロールはやりやすいですね、スムースジャズなんか吹くと気持ちいいです 😛

タンポもメタルリゾネータータンポ・バネ等も質の良いものを使っているようですね。
シルバープレートはラッカーよりもダーク寄りになる傾向がありますけど、僕の今のマウスピースがハイバッフル系なので、ほどよく中和されて丁度いい感じではあります。

まあボチボチ育ててみますかね、楽しいもんです 😆

 

楽器の種類での音色の違いとは? その1

 たとえばサックスとトランペットは違う音色してますよね?
当たり前の事とはいえ なぜ違って聞こえるか疑問を持ったことはないですか?

色々な楽器で同じ高さの音をならしてみても、楽器の違いは聞いてみるとわかると思います。

それぞれの楽器にはそれぞれの 音色 が存在するわけで、どうしてこの 音色の違い が生まれるのかを解説してみます!!

まず人が耳に出来る音域の話しをしなければなりませんね、人は通常20Hzから~20000Hz程度の音を音として感じることができます。
この周波数帯域を可聴域といいます。

この可聴域を超えた場合 20000HZ以上は 超音波 とよばれ
20HZ以下は 低周波 と呼ばれます。

人間以外の動物では可聴域が変ってきます、コウモリなどは
30HZ~100000HZまで聞くことが出来ると言われてます。

では本題に入りましょうー

よく犯罪捜査などで 声紋分析 というのがテレビで紹介されたりしますよね、
楽器の音色の違いというのも実は声紋分析と同じ方法で視覚的に見ることができます。
声紋分析では人それぞれ違った音の成分を持っている為、人を判別できる訳です。

この音の成分が 倍音 と呼ばれるものです。
どんな楽器・生活音・声など、自然界に存在する音にはこの 倍音 が存在します。
ある音(基音)を出したときに、実は ある音(基音)以外にも、別の高さの音が
うっっっっすらと同時になっているんです。

この同時に鳴っている別の高さの音を 倍音 といいます。

倍音には含まれ方の法則があります。

この法則が倍音列です。では
ここで倍音列を紹介しましょう。

1 を 基音 としたピアノなど楽器を鳴らすと、2~16の倍音もうっっっすらと含まれて

聞こえて
います。普段の生活においては考えるだけ無駄なんですけどね 笑

理論的には第17倍音以上も無限に存在するんですが、先ほど書いた人間の可聴域を
超えてしまうので、音楽的には省かれます。

※あまり細かく書いちゃうと、倍音だけで論文になっちゃうので、知識程度にしときますね。

実はこの倍音の含み方(倍音成分)の割合が、楽器によって違うので、
人間の耳には 音色の差 となって聞こえます

 

さて実際にこの倍音の成分の違いを視覚的に見てみましょう。
視覚的に見るには先ほど言った 声紋分析 の時によく画面に

出てくる スペクトラムグラフ をつかってみます。
たとえばこれはピアノのA音のスペクトラムグラフです。

スペクトラムグラフは

横軸は  時間

縦軸は  周波数です。

※縦軸の周波数は下が20HZ~上が22000HZ(可聴域)となっています。

音を聞いてみる

 

色が 白 > 黄色 > 赤 > 紫 の順番で成分が多い(音が大きい)ということになります。

ここで鳴っているのは 基音 が 440HZなのですが この基音あたりは白~赤にかけて

大きく聞こえています。それ以外の小さく鳴っている基音より上の紫の部分は 倍音成分となります。
では その2 では、同じ高さの A音 を色々な楽器で出して

それぞれのスペクトラムグラフで倍音成分の違いを見てみましょう!!

つづく → 楽器の種類での音色の違いとは? その2

サックス教室 フイテマス 藤本匡光

楽器の種類での音色の違いとは? その2

では実際に色々な楽器で 440Hzの音を出して倍音の違いを
見てみましょう。
※ 440Hzはピアノのラの音になります。

ここでまず最初に サイン波 と呼ばれる音のグラフを
見てみましょうー

これをみてもらうとわかる様に、サイン波はほとんど倍音が含まれていません。
これは皆様もつかった事がある チューナー などから出る音ですね。
基音のみを出すことで、チューニングの妨げになる倍音を省いた音色です。
倍音が含まれないと、なんとなく無味乾燥な音に聞こえませんか?

では実際に楽器別に見ていきましょう!!

ピアノ
トランペット
トロンボーン
ホルン
オーボエ
ファゴット
フルート
クラリネット

スペクトラムグラフの違いがわかりますよね!

このように同じ高さの音をだしても、楽器の違いがわかるのは
この倍音の成分の比率の違いによるものなのです。

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また倍音の成分の違いは、同じ楽器でも変ってきます。
サックスにおいても色々な音色がありますよね?

これはマウスピースやサックス本体の材質・メッキなど様々な
要因で この倍音成分が違ってくるためです。

 ただし間違ってはいけないのは
マウスピースやサックス本体の材質・メッキの変更は豊かな倍音を得る
手段でしかないということです。

サックス本体の先にはマウスピースがついていますよね、その先は・・・・・

そうサックスを吹くあなた自身の 口腔 そして 喉 肺 共鳴を得る
体全体なのです。
腹式呼吸で息の均一化を図るとともに、お腹で共鳴させてより豊かな
倍音を発生することがなにより多くの倍音を出す秘訣なのです!!


喉を開く とか アンブッシャーを締めすぎない とかは全てこの
豊かな倍音を発生させるためなのですよー。

ですから日々のロングトーンでは 体全体・そして楽器全体を共鳴させる という意識を持って行いましょうね!!

サックス教室 フイテマス 藤本匡光