「Badinerie 」J.S. Bach ソプラノサックス

バッハの「Badinerie 」をソプラノサックスで吹いてみました。

この曲は高校生の時に、サックス4重奏で、アンサンブルをやってから好きで、今でもよく吹いてます。
曲は80秒くらいしかないんですけど、タンギングと指のリンクやら、いろんな要素が入ってて
なんとなく調子の悪い時に、これを何回も吹いているうちに、復調できます。

自身の「ウォーミングアップ」的な曲ではあるのですが、結構集中して吹かないと
指がまわりません・・・ 😆

ソプラノサックスで吹いてますが、原曲より半音二つ下げた調にしてます。
ようするに、原曲のフルートの譜面(in C)を、そのままソプラノサックス(in Bb)で吹いてます。
tempoは125bpmで演奏しました。

顔は映ってませんが、必死の形相で吹いてたはずです  😆
右手の小指が立ってしまうのは、悪い癖なのでマネしないでくださいね 😯

みなさんもエチュードがわりに、ゆっくりから是非チャレンジしてみてください。

サックス教室 フイテマス 藤本匡光

 

タンギングについての考察

今日はタンギングについてです。
しかしながら タンギングのやり方 について書くわけではなく、
考え方 といったところです。
タンギング を 音を切る と一言で言ってしまうと、簡単ですが、
経験者の方はご存知の通り、非常に繊細さを要求されるテクニックです。
演奏が雑な人は殆どの人がタンギングが雑という原因が多いのも事実です。
が・・・タンギングに頼りすぎての演奏は上達を阻害することも事実です。
通常タンギングは楽器を始めてごくごく初期の頃に習いますよね、
実は僕にとっては 初期にタンギングを教える事 は良いのか悪いのか・・と
悩みどころでして。。。ここに指導する場合のジレンマがあります。
何故かといいますと、実際の演奏においてタンギングで「発音」する事は
おおまかに半分くらいなんです。この「発音」ということは念頭において読んでください。
「発音」はようするに音の出だしですが、メロディーの最初の音・フレーズの最初の音とか
といった感じです。ここで誤解しないようにしてほしいのですが、タンギングを使っても
勿論発音はできますが、タンギングを使わないでの演奏も出来る ということで選択する
ということです。
例えば簡単な例ですと p~f のクレシェンドの発音はタンギングはしないわけです。
要するに タンギング をつかっても 息 で発音しても、同じように吹けるようにする
というのがタンギング発音の練習の意味だとおもっています。
しかし重要なのは タンギングは息での発音に補助的に舌を使う という事です。
さてここで 息での発音 で絶対に間違ってほしくないのが 喉で息を切る事 です。
「クッ」って感じで喉で息を切るのは最悪の癖になります
から、
絶対にならないように注意が必要です。

息での発音はロウソクを消すときみたいに「ふーー」って出すことです

タンギングに頼る という状態は、例えばffを出そうとしたときに、息発音でも出るわけ
ですがやはり音の立ち上がりは鋭くなるまでには時間がかかります、ですから
息はffの分量でだし発音の瞬間に舌をつかう ということなのです、
舌で止めて息をとりあえず強くだしてるだけだと雑で汚い発音になります。

要するに 息の量 は出そうとする音量分だけで 舌は補助的に使う という事に
なります。

んで結果として、まず 息の分量調整だけで綺麗な発音 に集中したほうが
後々の上達は早いわけです。しかしながらここで前述のジレンマです・・。
これには時間がかかるんですよね・・・練習時間にも余裕があり、毎日吹けて・・
だといいのですが、なかなか社会人の方はそうは行きませんし、考え方を理解
するには経験が必要不可欠・・・・ということでして。。。
発音に係わるということは 出来るまで曲が吹けない というわけで、
モチベーションの低下を招く・・・ とりあえずタンギングを使えば発音もできるし
音も切れるようになる→曲が吹ける・・・
一年以上経験があり、タンギングが下手だな・・・って自分で思う場合は
意識をして練習してみてください。
マシンガンのように音を切るだけのタンギング練習では「発音」は全く上達しません
からね。。
■音を続けて切るタンギング
■スタッカートで止めるタンギング
■発音

全て違う訳です
ここに書いた事はあくまでも考察ですから、
自己流で練習はしないでくださいね、必ず指導者の下でやってください
pであろうがffであろうがアタックであろうが、
「発音」に関しては全て息だけで再現できる とだけ知っといてください、んで補助的に・・
あくまでも補助的にタンギングを使う ということです。
いや・・・文章だと難しいね。 笑

サックス教室 フイテマス 藤本匡光

サックス特殊奏法

[2015 10 18 追記]

皆さんから頂く質問のなかに 特殊奏法 について
聞かれる事があるんですが、正直なかなかwebで説明するのは
僕の文章力から言っても無理がありまして・・・

なんとなくここではこういう感じーくらいで流してください 笑border
■ポルタメント■ Portamento

 ポルタメントは起点の音から終点の音まで ニュ~ル~っと繋げる
感じで演奏します。管楽器ですとトロンボーンは得意な奏法ですね。
グリッサンドとはちょっと違いますよ。
これをマスターするにはリップコントロールが上級になってから
初めてトライしてください。

サンプルでは ガーシュイン作曲 の ラプソディー イン ブルー の最初のソロ
本来はクラリネットがやってる所です。
最初のトリルの後にポルタメントがあります。

そのあとはなんとなく2音をポルタメントで繋げてみました。
サックスの演奏では3度~5度くらいのポルタメント奏法はよく
使いますね。

ポルタメント サンプル

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サイレン■ Siren

またポルタメントの応用でフラジオ音域で使う場合もあります。
これはエリック・マリエンサルがアルトサックスよく使う技術ですね。

サイレン サンプル

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■フラッター■ flutter

フラッターはフルートなどではよく出てきますね、舌を 巻き舌 の
要領で トゥルルルルルルル という感じで吹きます。
すると音も細かく切れて発音されます。

サンプルはちょっとウケ狙いです、といってもこれで
笑えた人は40代以上ですかね 笑
水戸黄門で 風車の矢七 が屋根裏などで悪代官の悪巧みを
探るシーンでフラッターが使われてます、元はフルートですけどね。
一発芸としても つかえるかもです 笑

フラッター サンプル

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■ファズトーン■ Fazz-tone

ファズトーンはデビット・サンボーン氏が演奏の中でよく使う奏法(音色)です。
よく使うのは  high F    high F# の高音域です。というかこれはこの音域でしか
効果的に鳴りません。同じような音色に グロー奏法(唸り奏法)もありますが、ファズトーンと
グローは違ったものです。ファズトーンは重音奏法(2つの音を同時に鳴らす)といえます。

ファズトーン サンプル

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■グロー(グロウル・グローイング)■ Growl

グローとは、その名の通り「唸り」奏法です。
犬が威嚇するときのような、低めの音を喉でグルグルグルと言わせながら吹きます。
テナーサックスのレコーディングでは要求されることが多く、またロック系のサックスでは必須テクニックです。

楽器を咥えずに喉を鳴らす練習をしても、あまり効果が期待できないので
楽器を吹きながら喉を鳴らしてみてください。
最初は、オクターブキーを押した、高いほうの ラ シ 辺りがいいと思います。
猛犬になったつもりで「ヴ゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛~っっっっ」て感じです。
チワワとかの小型犬ちゃいますよ、めっちゃデカイ猛犬をイメージしてね 😆 
吹きながら歌を歌うわけではないですよ 笑
唸りの音程で「音の割れ方」が変わるので、慣れて来たら色々とためしてください。

グロー サンプル

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■クウォータートーン(1/4音階)■ Quarter-tone

サックス演奏においては、微妙な音程を操る必要がでてきますが、1/4音階(半音の半分)の練習は、顎などの使い方の訓練に効果的です。
下記項目にある「オルタネイトフィンガリング」は運指によって1/4音を表現する、ひとつの手法とも言えますが、こちらのサンプル音源では、ベンド奏法の練習として、顎の調節のみで表現する手法をとっています。
◆quarter tone 下降

◆quarter tone 上昇

こらちのページで解説しています
//sax-players.net/quarter-tone/
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■オルタネイト・フィンガリング■ Alternate-Fingering

こちらのページにて解説してます。

//sax-players.net/blog-151018/

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■ハーフタンギング■ Half-Tonguing

もはやポピュラーサックスでは特殊奏法とはいえませんね、普通にいっぱい出てきますから、表現上必須奏法ですね。
譜面では音符の頭のところが × になっていたり、(♪)で書かれていたりします。
ただ、ほとんどの場合は、ハーフタンギングは記譜されていないので、自分でよく聞いて再現する必要があります。

ハーフ という表現通り、半分タンギングです!! ← めっちゃ雑な説明やね 😆
レッスンで教えると、10分くらいでやり方は習得できるので、テクニックとしては、そんなに難しくはないです。
技術的な側面よりも、ハーフタンギングを入れる場所とか、ニュアンスを習得する表現的な側面に時間がかかります。

「Just the Way You Are」中間部のPhil Woods氏アルトサックスソロは、ハーフタンギング無しには
あのニュアンスはだせませんね。
Just the Way You Are」アルトサックス ソロ“ の記事を参考に、ハーフの場所を確認してみてください。
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中間部のソロをコピーして吹いてみました。  alto  sax; MASA

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■ダブルタンギング■ Double-Tonguing
■トリプルタンギング■ Triple-Tonguing

まず最初に言っておきますが、サックスにおいて、ダブルタンギングは、アマチュアの方は出来なくていいと思います 😯

通常のシングルタンギング シラブルが「Tu Tu Tu」にたいして、ダブルタンギングは「Tu Ku Tu Ku」となり
「Ku」は喉で空気の流れを止めて、音をきります。
でも、中級者までの方は、この「KU」の練習はしないほうがいいかも、弊害がでてきますから。
んで、もし練習したいようなら、必ず指導者の下で習得してください。

同じ系統でトリプルタンギングもあります、
シラブルは「Tu Ku Tu  Tu Ku Tu  Tu Ku Tu 」 or  「TuTu Ku  TuTu Ku TuTu Ku」となり
3連符系の時に使います。

サックス以外の管楽器、例えばフルートとかでは、特殊奏法ではなく必須奏法なんですけどね。

この曲の16分音符連続のタンギング指定の所とかは、これくらいのテンポくらいから、ダブルタンギングも使ってます。もちろん、シングルタンギングも併用してます。

こちらの譜面ほしい方は、下記記事よりダウンロードできるようにしてます。
Badinerie サックスの譜面作りました。

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サックス教室 フイテマス 藤本匡光