「サックスが上手くなる」とは 【1】

まずは質問です!!
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「サックスが上手くなる」ってどういう事ですか??
もしくは
「あのひとのサックスは上手いなぁ」と感じる要因は?
※箇条書きで、思いついたことを何でも書いてみてください!!!
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「サックスが上手くなりたいです」という人に、この質問を投げかけてみると、結構みんな「ばくぜんと上手くなりたい」って思ってる人が多いんですよね。

「サックスが上手い」の定義はなんでしょうか?
貴方が、別の誰かのサックス演奏を聴いて時に「うぉ~~!!!!!すっっげーーー上手い!!!!」と叫びたくなるような演奏とは? 😆

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「上手いサックス演奏」には大きく分けると、2つの要素に分類できるのではないでしょうか。
下記1.2は厳密には切り離せないことではありますが。
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1. 【テクニック的な上手さ】

例えば
・指が正確に早く動いてる とか
・難しいフレーズをさらっと吹いている とか
・フラジオ音域まで難なく演奏している とか
・ベンド奏法やハーフタンギング・ポルタメントなどの、奏法が嫌味なくはいっている とか←これは、下記の要素も包含していることかもしれません。
・・・e.t.c ・・・・e.tc

などなど、わかりやすい指標ですよね。
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2. 【音楽的表現の上手さ】

・感動をよぶ演奏
・表情が豊か
・・・e.t.c ・・・・e.tc

これには【サックス演奏者の音色】も重要なファクターとなりますし、1の要素と比較すると、2は説明が難しい事ではないでしょうか。
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1のテクニック的な要素は、時間はかかりますが、どうトレーニングしていけばいいか、だいたい想像がつきますよね
じゃあ、2の要素は、どうように練習すればいいとおもいます????
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ここで、先日の サックスの練習とモチベーション で説明に使ったグラフですが
サックス教室 モチベーション曲線
B期 以降、「1の要素も並行しつつ、2の要素をどう取り入れて練習するか」が、再度サックスの上達曲線が上向きを描くC期以降のカギを握っていると僕は思います。

また、A期から2の要素の存在と、その「思考法」を知っておくと、その時はできなくても、サックスを表現の手段(道具)として、ある程度コントロールできるようになってくると、2の要素の練習が効率的になります。

このように、2の要素の存在をA期から知っておくことで、A期でも取り組むロングトーンなどの基礎練習方法も変わってきます。
ですから僕は「今日からサックスを始めます」という人にも、前もって2の要素の存在と、その準備として、A期から出来ること、練習の仕方、考え方、取り組み方を説明し実演しておきます。そうすることで、B期での停滞期間をより短くして、その人にとって2年後か3年後に訪れる C期 に入った時に、「思考法」と「具現化する最低限のテクニック」の準備が出来ています。

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次回につづく 😎

 

サックスの練習とモチベーション

ここをお読みの方には、すでにサックスを始めてから、すでに何年もサックスを吹いている人
また、これからサックスを始めてみよう、という方がおられると思います。

今回は「サックスの上達度合い」と「モチベーション」について考えてみたいと思います。
サックスに限ったことではないですが、モチベーションの維持は、非常に大切ですよね。
とはいえ、なかなかモチベーションのコントロールは難しい事でもあります。
サックスの練習を頑張っても、どうも結果が伴わないと、モチベーションはダダ下がり・・・
「自分にはサックスむいてないんちゃうか・・・」とか、ネガティブスパイラルに陥ります 😥
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10年スパンくらいの「サックスの上達度合い」と「モチベーション」の関係を
私なりに図にしてみました。
サックス教室 モチベーション曲線
【A期】
[上達度合い]    高
[モチベーション] 高
楽器を始めて一年くらいまでは、吸収することも多く、
目に見えて練習成果が出る期間。
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【B期】
[上達度合い]       停滞
[モチベーション] 下がる
簡単な曲なら吹けるようになったが、多少練習にマンネリ感が・・。さらに上を目指したいが、どうすればいいかわからない。サックスを吹くこと自体は楽しいが、上達感が薄く、モチベーションは下がる傾向にある期間。
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【C期】
[上達度合い]       中
[モチベーション] 上昇
B期での練習が成果を出す時期。サックスのコントロールに以前よりも繊細さが増し、表現手法等に力をいれるようになる。新たな練習目標を見つけ、上達度合いも上昇・従ってモチベーションも上がる期間。
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【D期】 一番危険な期間 😯 
[上達度合い]       低
[モチベーション] 急降下
C期で、表現方法やテクニックなど、サックス演奏に必要な上級練習に取り組むことで、ある程度の成果を得られたが、自分の好きなサックス奏者や、CDで聞くサックス演奏等に近づくには、まだまだ習得すべき中・高度なテクニックがあることを実感・・・。どうサックス練習に取り組んでいいのか・・・と迷う期間。
実は、この期間にサックスをやめてしまう人が一番多いのです・・・。
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【E期】 

[上達度合い]       ゆるやかに上昇継続
[モチベーション] やや高めで安定
D期を乗り越えE期に入った方は、一生サックスを続けれると思います 😛
C期で悩んだ経験が、自信にもつながっています。もちろん、この時点でも”習得したいと”思っている高度なテクニック等も沢山ありますが、それに対して、どういうふうに”サックスを練習していけばいいか”を、ある程度、自分で計画できるようになっているでしょう。したがって、即上達が見えなくても、続けることで「どうにかなる」ことを経験として知っているはずです。
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ざっくりとですが、こんな感じですかね 🙄 
重要なのは「モチベーションが下がるB期 と D期 にどういう対策をとるか」だと思います。
「だれしも通る道」ですから ”自分はサックスにむいていない・・・” とか考えないように!!
僕自身も、例にもれず、そんな期間を経験してきています。


一人でやっているより、せっかくバンドの花形、サックスをやっているのですから、バンドなどに積極的に参加することで、モチベーションの著しい低下は避けられますし、
サックスの先生に習うのもいいでしょう。
マウスピースを変更したり、ブルーノートとかに、著名な奏者のライブを見に出かけたり・・・と色々と策はあるかと思います。
また練習の成果をyotubeなどにあげて、いろんな人に見てもらうのもいいかもしれませんね 😉 
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今回は初心者~10年目くらいのスパンで考えてみましたが、みなさんも、
ご自身のサックス歴でグラフ化して、モチベーションが下がった時期等に、
自身がどう対処したかを
書き出してみることで、今後同じようなタイミングが
来た際に、
対応策が立てやすくなるかもしれませんよ 🙂

サックス教室 フイテマス 藤本匡光