坂本龍一さんが逝去されたと報道がありました。あまりわたしはブログで音楽家の訃報には触れないようにしていますが、私が中学時代ヘビロテで聞いていたバンドが『YMO』でした。当時はまだカセットテープの時代でしたが120分テープに全てYMOの曲を入れて、当時の乾電池式の”ヘッドフォンステレオ”で犬の散歩中もずっと聞いていた。
まだブラバンにも入ってなかったし、特に音楽が好き!!とかいう感じでもなかったのに、中学の同級生Mくんが『このバンドかっこいいでー』と教えてくれたYMOにドはまりしたことは、すこし不思議な感じもする。細野さんがライブでベースを弾いている姿を見て、神戸元町高架下商店街の怪しい楽器店に安いベースを買いに行って、一年ほど練習していたことは自分でも忘れかけいてた汗 まったくベースは上達しなかったけどね笑
高校入学頃にちょうどソニーが比較的お手軽な値段で家庭用CDプレイヤーを発売した(といっても6万円くらいしたはず)、入学祝いに親にその据え置きのCDプレイヤーを買ってもらった。
その時に一緒に購入したのがわたしの人生初CDソフトである『戦場のメリークリスマス』のサントラだった。3500円くらいだったであろうか。その『戦場のメリークリスマス』のサントラはいまでも手元に持っている。
CD以前に買い揃えていたYMOのレコードたち、現在レコードプレイヤーは持っていないけど上京する際にもYMOのアルバムは全部持ってきて、今も押入れに入ってる。また、そのメンバーである坂本さん高橋さん細野さんの個人活動のアルバム・シングルも数枚づつ持っている。
この話をいま書いていて久々に思い出した秘密を告白すると、未だに大事にしているそのYMOのレコードのどれかの中に、中学生の時に好きだった女の子からもらった手紙を隠したままにしている笑笑
どれに入っているかは忘れたし、内容も忘れたけど探さないでおこう。
音楽って、こういうふうに当時の忘れかけていた思い出や、匂いとか、当時自分を取り巻いていた環境を呼び起こしてくれる。まさに私の中学時代の記憶はYMOとともに蘇ってくる。
それから40年経過した現在は、再生方法はサブスクへと変化したが、”YMO”のお気に入りリストは現在も日々聞いている。
高橋 幸宏さんが1月に逝去されて、次は坂本さん YMOメンバーの訃報がつづきましたけど、これからもYMOの音楽は若い世代にも受け入れられて生きていくんでしょうね。
今日は坂本龍一さんが当時発表したアルバム『音楽図鑑』を聞こう。ありがとうございました。