Q サックスの練習に使えますか?
運指の練習にはなると思います。私もエチュードなどをAerophoneで練習してみましたが、さほど違和感なくフィンガリングできました。
サックスをやりつつAerophoneも演奏する人は、まあ、もちろんサックスで練習できるときはサックスで練習して頂いて、家で指の練習やカラオケに合わせて曲やスケールの練習とか使い方は色々考えられますね。
Q 楽器初心者はどれくらいで吹けるようになりますか?
音をだすのは電源入れて、前回記事で書きました初心者向け「簡単パラメータ設定」にすればすぐに楽しめます。運指は基本的にリコーダー運指ですが、#や♭のつく音はサックス運指に準拠しているので、覚える必要があります。ここは取説添付の運指表を見てしっかり練習してくださいね。
なお、サックス独自の右手内側のキーや、前面一番上のキー(フロントFキー)は使わなくても演奏できます。でも、どうせなら練習して使いこなすことをお勧めいたしますー。
Q Aerophoneのスタンドはありますか?
キクタニ KIKUTANI VS-100 というスタンドが、エアロフォンにベストマッチいたします!!
Q PCは必要ですか?
本体のファームウェアアップデートはPC経由で行うため、アップデート時には必要になります。ただ方法は簡単でアップデート操作をすると、PCから見た時に「Aerophone」というファルダが見えるようになるので、そこにアップデーターを入れてあげれば完了です。くわしくはアップデータ配信時の手順を確認していただく感じですね。
Q EWIとの違いはどういうところですか?
これまでウインドシンセと言えば、EWI(akai profesional) WXシリーズ(YAMAHA)等が有名です、私自身もWXからはじまりEWIとウインドシンセを25年程使っています。
EWIはタッチセンスキーでAerophoneではキー動作が物理キーなので、これからウインドシンセを始める人は物理キーは扱いやすいのではと思います。
個人的にEWIとAerophoneは「ウインドシンセ」ではありますが、キーアクション・マウスピース形状・ベンド操作等の違いもあり別の電子楽器です。ユーザーにとってはどちらを選ぶか選択肢が広がったのでないですかね。
個人的には両方どちらも楽しいですね、EWIもイヤホン出力はありますが、オケに合わせて吹くときはミキサーに繋いだり、DAW(音楽ソフト)立ち上げたりと多少手間がかかります。Aerophoneはスピーカーが付いていることもあり、机の横に置いてて気軽に手に取って吹いてます。
既にEWIを持っている人は、EWIは”EWIという楽器”・Aerophoneは”Aerophoneという楽器”として考えるといいと思います。
まぁ、昔からEWI派とWX派っつーのもありますからね 笑
Q 演奏するための本体設定は難しいですか?
前回のパラメータ設定の記事でも書いていますが、基本的にデフォルトでOKです。
初心者の人は「バイトセンサー」の項目等をOFFにすると扱いやすくなります。
あとは、息を吹き込んだ際の反応カーブ『 ブレス 』パラメータを好みに合わせれば、他のパラメータ設定は「AUTO」があるものは「AUTO」で大丈夫だと思います。
人によってはもっと細かい設定がしたいとか、音を作りたいという要望もあるとは思います、ゆくゆくはPCでのエディットができるようになると思いますよ。
Q ステレオ出力ですか?
はい、そうです。ですからイヤホン/ライン端子にお持ちのステレオヘッドフォンを挿すと使えます。
また、スマホやPCやCDなどでカラオケを入力する端子もステレオ入力となっています。
カラオケを入力した場合は、ヘッドフォンからはカラオケにAerophoneの音がミックスされて聞こえるので、ミキサーなど別途機材は必要ないです。
Q バンドでステージの上で演奏する場合のジャックのつなぎ方はどのように すればよいですか
ライブなどでAE-10から出力する場合は、まずステレオ分岐Y字ケーブルを用意します 長さは3m位あると安心です。
参考)
上記の商品ではエアロフォン側がミニステレオ端子なので、標準プラグ変換端子も必要になります
参考)
上記配線、ステレオ分岐Y字ケーブルかせ分岐出力されるLR出力線を、ライブハウス側のPAにつなぎます。通常は「LINE出力でステレオです」と先方のPA担当者に伝えれば、すぐに用意してくれます。なお、リハーサルスタジオでミキサーにつなげる際も同じですが、取り出したそれぞれのケーブルを挿したそれぞれのチャンネルをLRにPANを振ってください、最初からステレオ用チャンネルがあれば、そのチャンネルのLRに挿せば、スピーカーからもステレオで聞こえます。参考になれば幸いです。
Q 電池駆動はどれくらいもちますか?
私自身は単三充電池を使っていますが、電池が切れるまで吹いたことがないですw
ほぼ一日ダラダラ吹いてても、充電してくださいアラートを見たことがないですね 😄
取説では7時間駆動となっています。なお、「乾電池」ではなくて、充電式電池が推奨となっています。
Q サックスとまったく同じような感覚で演奏できますか?
Aerophoneはサックスではないので基本的に別物です (^^;
しかし、キーポジションがソプラノサックスとほぼ同じ位置関係なので、サックスを吹ける人ならすぐ慣れると思います。
ただし、サックスでも左手パームキーの押し方がヘンテコになっている人は、治してくださいね 笑
そうしないと、Aerophoneも同様にパームキーが押しにくいと感じるはずです 😄
EWIがそうであるように、Aerophoneも上級なコントロールをするためには練習が必要です。そのレベルの方でしたら、自分に合ったパラメータの設定等を見つける必要もでてきますね。ベンド系のコントロール(特にダウン)は右手のサムコントローラでするか、口元のバイトセンサーでコントロールするか、自身でやりやすいほうを選択するといいと思います。EWIやWXに慣れている方なら、サムコントローラでの表現を習得する方が早いかもしれません。
Q ストラップは必要ですか?
標準でストラップが付属しています。サックス用のも使えますけど、ものによっては短くならないストラップもあるので、その辺はご自身のもので試してみてください。ソプラノサックスで使えるストラップならそのまま使えます。
Q マウスピースパッチは付けたほうがいいですか?
付けたほうが良いと思います。替えマウスピースも販売していますけど、長く使えるに越したことはないですからね。個人的には少し厚めのパッチの方が吹きやすいです。
Q 中に息は抜けますか?
はい、抜けます。本体裏側最下部に排気口があります。なかのチューブ(通気経路)は、よく見る白いストローくらいの太さではないですかね、あれに息を入れてみて何となく想像してみてください 😄
写真右側の穴がヌケ穴で、楽器下部裏の赤丸の所が出口です。
Q ケースは?
いわいるセミハードケースのような軽量硬質ウレタン素材でできたものに入ってきます。
本体を収納する際に使用する布袋も付属しています。
RITTERとかのソプラノサックス用のソフトケースにも収まりますよ。
また、今後追加してます、今回はここまで。