20代くらいの時は、何か買い物をする際、店員さんに「こちらは”一生モノ”ですよ」といわれても、セールストークや・・ と感じてた、だいたい”一生モノ”ってやつは価格帯が上で手が出なかったわけですけど。こと、サックス本体に至っては、20代の時も仕事道具ということもあり”一生モノ”を探して、無理してでも買わざるを得ませんでしたけどね。
まあ、実際サックスは今なお使い続けてるのは、55歳サックスと30歳サックス×2 あと、新入りが(いうても10歳と15歳)と、一人だけ1歳がいるけど、一生モノとなるようです。
でその20代から20年もたって、アラフィフになってくると、買い物の際に「もしかするとこのジャンルのこれは、もう今後そうそう買い替えることもないよね・・」と、”一生モノ”を自ら意識するようになってきまして・・そんなとき「年取ったなあ・・」と我に返ります。いうてもまだ48歳なんで、健康に過ごせればまだ何十年かは生存するんですけどねww
そうやって”一生モノ”を意識することは悪い事ではないと思うんだけど、去年買ったとある”一生モノ”は、あまりに大事にし過ぎて、小心者的に普段使いできない・・・という、本末転倒状態に陥り、結局今年、その”一生モノ”とおなじジャンルの”普段でも気にせずに使えるもの”を買った・・・ これって・・・なんか違うよね・・・
昨日は、あるジャンルの日用品を買い替えるために池袋西武に寄って、うろうろ店舗巡りしているうちに、また”一生モノ”の呪縛が・・・
毎日持ち歩くものなので、数年で使いつぶしつつ何度となく買い替えてきましたが、一番頑張ったときでも数万円程のモノでした。
次買うならこれが良いなぁ……と思ってたデザインのモノは、ドアボーイがドア開けてくれるwブランドのもので、流石にそれは……と、それに似たデザイン、風合いのものを、もう少しお買い得な他のブランドで無いかなぁ……と探してはみたのですが、そら、、、多少は似てても、質感とかまで考えると安く見つかるわけありません^^;
一階には、そのドアボーイが居るブランドが、運悪く?ありまして、本物を見てから、また探そう と、店員さんに何個かそのラインを出してもらったら、やっぱり、、質感とか、風合いとか、なんだかんだやっぱり良いんですよね、、。妻も合流してたんですが「この金額でも10年使ったら一年あたり●円くらいだよ〜、10年の間に数回買い替えたらと思えばねぇこの金額いっちゃうよ〜、いっとけいっとけ~」 という、悪徳商法みたいなセールストークに後押しされ、気がついたらどの色にしよう?と悩んでいる現実……「では、これください」口が勝手に言っちゃいました。怖っ。。
一つのものを大事に永く使うことは大切なんですっっっ! と自分に言い聞かせつつ、ほんとに10年使ったら、そのころもう60歳を意識している年頃になっていると思うと、ちょっとよくわからん不安感をいだいてしまいましたわ・・(^^;
まあ、でも歳を重ねてきて最近思うのは、やはり、年相応にモノ選びも変わってきてて、個人的に30代の頃には全っっっっく興味のなかったブランドのものに魅力を感じるようになってきてます、、若い時は「ちょっとそれはオヤジくさい!」とか思ってたんだろうけど、なんだかんだもうオヤジなんで、ちょうど良くなってきたということでしょうか^^;
自分でも意味わかりませんけど、10年先の3/13 Googleカレンダーに、今回買った「○○はまだ使ってますか?」と、予定に書き込んでおきました(笑)