はい、そのおっさんここにおります笑
機械式時計はものによってはアホみたいな値段しますし、なんでそんなに高いのかと聞かれるて『職人が部品制作から1つ1つくくみたてて…』と能書きを垂れてはみますが、シースルーバックでも無い限り中身見えませんし…『電波時計のほうが正確でいいやん』とか言われると『ま・・まあね・・・』となるわけです笑
要するに時間を正しく刻むことの優位性は、どんなに頑張っても電波時計とかクォーツ時計には敵わないんですけど、それを機械式で精度を極限まで上げるとなるトゥールビヨン機構などを搭載することになり、超絶高額な時計となることが多いわけで。 トゥールビヨン機構は重力の影響や姿勢誤差を抑えるために考案された…とか、ロマンありませんか?笑
うちにある1960年代のビンテージ(当時は機械式しか存在していない)時計が4つあるんですが、一つは一日で20秒遅れて、もう一つは20秒進んで、もう一つは2分近く遅れます、残りの一つは壊れて動きませんが…。それでも、まあ一日でそれくらいだと時刻確認する分にはぜんぜん困りません。それでも現代では機械式時計の精度は悪いというわけでもなくて、現在私が所有している中で一番新しい2019年の機械式時計ですと、数日で±1秒位しか狂わないですけどね(もちろんトゥールビヨン機構ではないです…買えませんから笑)。
時計との付き合いを思い起こすと、わたしの世代昭和40年代生まれですと、 クォーツ式の時計が手に入るようになったのが(店頭で見られるようになったのが)小学生くらいでして、 クォーツ式 といえばデジタル表示→近未来的!!みたいな印象でした。誕生日に欲しいものは何??と両親に聞かれると『デジタル腕時計』というのが男子の定番でしたからね。
クォーツ式時計が普及しだすと、色々なものに時計が搭載されるようになって、なかでも1980年(わたし10歳)のときに発売になった任天堂ゲーム&ウォッチが爆発的にヒットしましたね
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で、商品名にあるように、ゲーム とともに ウォッチ推し でしょ笑 それだけ、携帯できる クォーツ式 時計機能ってのが先端技術だったころなんですよね笑 余談ですが、このBALLというゲームウォッチは、最高得点(ゲームの限界得点、うろ覚えだけど9999点)近くまで行くと、液晶の残像でボールが線みたいに見えてきて、超絶難しかったです…で、 限界得点を超えると、またいきなりスタート時の激遅モードに戻る…という永久ループでした…バックライトなんてもんもなかったですから、画面は暗いし。でもずっっっっっとやってた。
そのあと、男子小学生の中で流行った時計付きのものというと
ペンウォッチ笑 写真のはオカンに駄々こねて買ってもらったモデルで、軸を回転させるとボールペンとシャーペンが使えて、さらに時計付きときたら小学生男子は欲しくて仕方なかったわけです笑
地元の文房具店のウィンドウにこれが飾られてて、どうしても欲しくて誕生日に買ってもらったんですが、当時はそこそこお値段したんじゃないでしょうかね…これを胸ポケットに挿したくて、ポケット付きの服ばかり着ていました笑 隣の小学校の友達で同級生のTくんは、小学生ながらペンウォッのコレクターと化して、7.8本所有してました。それを多機能筆箱に並べてニヤニヤしとった笑 うちの小学校ではペンウォッチは持ち込み禁止になりましたけどね…同時期にスーパーカー消しゴム対戦も休み時間は禁止になった笑
小学生時代は、ようやく巷にクォーツ式デジタル時計が出てきて、憧れの商品だった時代なんです。でもまだクォーツ式のデジタル腕時計はそこそこいい値段してて、小学生が手に入れるには親を説得するしかなかったわけでして…
で、なんとか親にネダって初めてデジタル式腕時計を買ってもらったのが、カシオのG-SHOCKの原型で『カジキモデル』と呼ばれたコレ
小学校5年生ころでしたか・・・正確な時期は忘れましたが、そこそこ値段したんですね笑 今見てもなかなか格好いい時計です。現在ではたまーーに海外オークションには出品されていますが、25000円位で取引されているようです。出品を見つけるたびに落札しようか迷って迷って、未だに手に入れられてませんけど…、以前550円でメルカリに出品されてて購入しようとしたら、すぐに別の人が買ってしまいました汗。とにかくこの時計はお気に入りで、手にとって愛でては学校から帰ったらすぐに腕につけて遊びに出かけました。
友達とそれぞれの時計を見せっこしたりね(貿易会社御曹司の同級生M君はデジタル腕時計たくさん持ってて羨ましかった…笑)。中学生くらいまでこの時計使ってたと思います。当時メロディーがなる デジタル腕時計とか、アナログ針のしたに デジタル表示がついたアナデジとかいう時計とか、ちっこい画面の中でゲーム(今考えたらショボイゲーム)ができるのとか色々と発売されていましたね。
結局のところ、うちらの世代以上は子供の頃に欲しい物として『時計』がランキングに入ってた世代ということで、その世代がおっさんになっても時計が好きな人が多い一因ちゃうんかなぁ…と思いましてね。でも、まあ、この思いつきをここに書く意味はわからんのですけど笑
クオーツ時計に憧れてたのに、なんで結局機械式に戻っとんねん といわれると、ようわかりませんけど笑 まあ、バイクに乗るときとかは丈夫で狂わないソーラー電波時計だし、普段は日によって着ける時計コロコロ変えたりしとるわけで、アップルウォッチも良いですしね。で、結局のところ堂堂巡りで『時間見るだけならスマホで時間確認できるやん』といわれたらぐうの音もでませんな笑