先日友人のアレンジャーF君の提案で、マイクプリアンプ比べをやってみました。
機種によってほんと味付けが違うことを実感できました。
※今回の内容はマニアックなので、興味ない人は読み飛ばしてください w
そもそも、マイクプリは宅録環境において、必須の機材ではありませんけどね
最近のオーディオインターフェイスには、問題なく録れるレベルのマイクプリを搭載していますからね。
しかしながら、別途外付けマイクプリを用意することで、サックスの録音やボーカル録音においては、とても重宝しますし、なにより録音時の出音をしっかり録音できると、後々音楽ソフトでの編集時に、めっちゃ楽できます。
録り音に自然な色付けをしてくれる機材と考えるのが、いいかもしれません。
このご時世、録音だけしちゃえば、プラグインで何とでもなるわいっっ!と思うかもですが、
ちゃんとしたマイクプリ通して録音した方が、あとで録り音を触る場合にかかる手間が、段違いに少なくて済むんです。なんなら、ほとんど手を加えずとも、そのままの音で使えるんです。
今回は、F君所有の機材と、私の機材で合計4点でザックリと録音してみました。
使用機材
■ソプラノサックス
■マイクはAKG C414 XLS 1本のみ
※通常はベル側と左手側に置くのですが、今回は管体センターあたり狙いで1本のみ
■マイクプリのEQとかは全てOFF ドライ
■スタジオ内ではなく、普通にリビングにマイクたてて、コーヒー飲みながらの録音です 笑
※以下、ある程度のモニター環境でお聞きいただかないと、違いは殆どわからんかもです(^^;
①オーディオインターフェイス内蔵マイクプリ Apogee Ensemble 高級AIFの筆頭格 20万円位
とても素直に録れている印象。もともと良いマイクプリを搭載しているので、これでも十分使える。
②高級マイクプリ NEVE 8801 40~50万
付属のEQとかは使わずとも、音域による音の痩せがほとんど起こらないし、ふくよかでありながら、艶もある・・すげー
②人気の高いハーフラックマイクプリ GRACE design m101 9万位
クリアでシャープな印象、とにかく美しく録れている感じですね 音域による偏りもすごく少ないですね
②最近手に入れた赤いやつ Golden Age Project PRE-73 mk3 5万位
NEVE系の音を廉価で再現しようとしたモデル 雑味も加味されて、個人的には好きな感じ!
以上、非常にわかりにくい内容でしたよね 笑
個人的には、マイクプリ比べは、めっっっっっちゃ楽しいひと時でした!!