AIの音楽分野への進出

AI 人工知能が今後どんどん進化してくると、この職業は無くなる とか雑誌で特集されたりしていますが、実際現時点でもAIにとって代わってきている職種や分野は多くなってきていますよね、IBMが提供している人工知能Watsonは知らず知らずのうちに利用しているかもしれません。
それ以外にも身近なところでは、スマホなどの音声アシスタントなども人工知能ですし。

まあ、すぐうちらの年代は、映画ターミネーターを思い出して、AI進化で破滅に向かう人類を想像してしまいますが 😆

音楽の世界も例外ではなくて、AIが作曲するソフトも開発されていますし、実用域に達してきています。
楽器の演奏に関しては、ロボットがとって代われないかと思いきや、既に10年くらいまえにはTOYOTAさんが作った人型ロボットはトランペットを華麗に演奏していましたし、現在のロボットはバイオリンを演奏できるレベルに達していますから、AIと連携すれば即興演奏も出来るでしょうし、もう既に出来るのかもしれませんね。

動画ではサックス奏者ロボットが居なくて、ちょっと安心しましたが(^^;

うちの音楽制作用PCにも、まだちゃんと使っていませんけど、人工知能を利用するソフトを導入してみました。

先日の記事でも書きましたけど、私もそこそこ音楽業界が長いとはいえ、音のミックス作業はサウンドエンジニアという専門の職種があるわけでして、私みたいなにわかエンジニアでは一筋縄にはいかない事ばかりでして(^^; その部分をAIが補ってくれるソフトウェアです。楽曲1曲辺り少なくても40トラックは最低でも使いますので、そのそれぞれのトラックの整音作業を私レベルでやると、ほんとめちゃくちゃ時間がかかり、さらに各トラックを良くしても、他のトラックと一緒に鳴らすと全然良く無かったり、トラック同士で周波数干渉してモコモコしたり・・の繰り返しです(^^;
試しにそのソフトを今までの制作楽曲でトラックに挿して、ある程度どんな感じにしたいかを指示して試してみると、結構使えるやん!!という印象を受けました。ていうか、1トラックに私レベルで1時間かけて、なんとかカタチにもっていったものが、AIが解析含めて10秒くらいで最適化されて提案された結果を聞くと、殆ど私の1時間作業と同じか、それに近い提案を出して来よりました😱 ほんと、ちょっとした衝撃ですww

負け惜しみではないですけど、サックスのトラックに関しては、自分の方が自分の楽器の周波数特性を把握しているので、自分で作業したものの方が良い感じ!!だと思いましたけど😠
でもね、よくよく考えたら、サックス録音時の不要な60hz以下のLOWを削る為にLOW CUTかましたり、200hz~400hzあたり周波数帯から不快な周波数成分をちまちま探して削ったり、逆に足りない周波数足したりという作業は、AIはサックスのトラックであっても、ある程度判断して、たたき台までは瞬時に処理してくれるようです。
だからまずAIに周波数解析させて最適化させてから、そこから自分で作業した方が効率あがる気がします(^^; なんせ私が1時間かかることを10秒かからずにやりよりますからね・・。

それに、なによりサックス以外のトラック、ギターやらドラムやらベースやらe.t.cのトラックに関しては、私よりもAIのほうが細かい周波数特性のデータをもっているでしょうし(^^;
さらに、各トラックだけでなくて、それぞれのトラックが混じった時に出てくる周波数干渉まで、ある程度の精度で解析・対策できるらしい・・
プロのエンジニアさんは、そこを聞きわけてEQ対策をしてくれるのですが、まさに職人技でもあるそこらあたりの技術も、多少なりともAIが踏み込んでくれるようです・・すごい時代です。

とはいえ、現状、最終的な各トラックのバランスまではAIが判断してくれませんので、自分で聞いてミックスする必要はあるのですけど、近い将来そこら辺まで全部やってくれて、いくつものパターンを聞かせて「人間さん、あなたはどれが好きですか?」となりそうですね。
【まあ既にAIではないですが「こんな曲の雰囲気にしたい」と、目的の曲をまず読み込ませて、雰囲気を似せるイコライジングを提案してくれる機能は数年前からありますけど、現状でもそのへんの出来は”当たるも八卦当たらぬも八卦”ですけどねw】

あ、でも・・・いくら時代は進化しても、そもそも録音した自分のサックスの出音が良くないトラック素材をAIが良くしてくれることは不可能ですから、私を含めて皆さんも日々の鍛錬はしましょうね😆

サックス教室 フイテマス 藤本匡光 エアロフォン

 

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