サックスのリード調整 入門編 1

リード選びはしんどいよね

私を含めてリード楽器奏者にとっては、消耗品である
リードには頭を悩まされますよね。。。

箱で買うと3000円とかしちゃって しかも全部は使えない。。
10本入りのお菓子を買って、そのうち6本が腐っていたら怒るのが
当たり前ですが 笑 リードの場合は仕方ない・・とあきらめますよね。

僕もいままで沢山のリードを吹いてきたわけですが、やっぱしメモリアルリード と僕が呼んでいる 思い出のリード があります。
箱から出して湿らせて吹いた瞬間に稲妻が落ちた感じで、全ての音域がすばらしく、音色もすばらしく、さらに吹奏感まで最高!!!ってリードですが、数年に1枚・・・とかそういう確率かもしれません。

10枚買ってそのうち5枚以上ある程度吹ける自分に合ったリードメーカーと種類と硬さをまず見つけましょう。
ほとんど鳴らないとか、音色が嫌い・・とかそういうメーカーは省いていき探してみてください。

10枚のうち ホームラン はなくても、5枚くらい ヒット が打てる種類と硬さを見つけることが まず第一歩ですね!!

正直時間と手間と経験が必要なので、その時間練習にあてたいときは新しいリードを買ったほうがいいかもですが、ある程度調整する能力があると、「もうすこし 高音域がでれば 最高なのに・・」って時とかに役に立ちます。

ただし 削る という方法で調整するので、最初から柔らかすぎでNGなリードは
調整できないので。。。

リードの調整

準備するもの

●とくさ
●耐水サンドペーパー 600番以上の細かいやつね。

とくさ ってあまり馴染みないかも知れないのですが、リードの調整を
するときに使う植物です。リードももともと植物の 葦 ですから、植物で
植物を削るわけです。こまかな調整ができます。

僕のすんでる東京では多摩川あたりには自生してます。
竹を小さくしたような感じの茎です

この とくさ の茎を節ごとに切って乾燥させたものが

これはもう15年前くらいに作っていまだまだ持ってます。
沢山つくっちゃえば一生もちますね 笑
とくさ は観賞用としても販売されてるらしいので、わざわざ採取しに行かなくても花屋さんなどに聞いてみるとあるかもしれないですよ。

つぎは、実際のやり方です

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