質問が来まして、
「気持ちを込めて吹いてみて!!」
どうすれば・・・
気持ちを込めて・・・ そらぁ ???? ってなりますよね。
気持ちを込めて というのは、非常にあいまいな表現で、言葉を選ばずに言うと
気持ちを込めたからと言って、楽器が上手くなるわけでは御座いません w
ここで終わると身も蓋もないですよね w
気持ちを込めるをもう少しよく考えると
もっとメロディーの構造を考えて、曲想は・・・とか音楽的解釈思考をした上で吹きなさい。
↓
解釈・ダイナミクス・ブレスの位置・アーティキレーション・・・とたくさんの基礎が必要になります。
解釈とは、例えばオクターブで
下のシ から 上のシ にいくフレーズだと、下と上のシを比べるとどちらを大きく吹くことが
統計的に多いか というのが解釈の基本でもあります。
で、曲でいうと オーバーザレインボウ の最初の二音もどっちを大きく吹くかはほぼ決まってきます。
譜面の「おたまじゃくしの頭の繋がり模様」からある程度推察できるようになってきます。
結局気持ちを込めるにはある程度の知識と基礎が重要になってきます。
そして、気持ちを込めるには、言わずもがな 音色 が最大の武器になります。