“チカラ加減”問題

先日フォームからご質問いただいたのですが、よくある“チカラ加減”問題でした。

例えば、今回頂いた質問では「フィンガリングのチカラ加減」でしたが、更によく質問されるのが、アンブッシャの締め加減問題

正直、これらのチカラ加減・締め加減諸々は、答えを正確に伝えるのは不可能でして・・・(^-^;
結局のところ「チカラを入れ過ぎないで」「締め過ぎない(噛み過ぎない)で」と曖昧な表現に終始することになります。

ぼくにとっての「締め過ぎない」と、質問者にとっての「締め過ぎない」はぜったい感覚的にも、セッティング的にも違いますし、指のチカラ加減も同様ですからね・・。

私自身、サックスを始めたころを思い出すと、今に比べると格段に締め過ぎでしたし、チカラ入れ過ぎでした。ということで、問題を感じているなら、今の自分ほど締め過ぎない事でしょうし、ちから入れ過ぎない事でしょうかね(^-^;

まあ、サックスも含めて、なんでもそうですが、最初はチカラ入りすぎますからね、んでコツをツカムにしたがって、チカラを抜くべきところは抜けてくるでしょ。また、単純に必要な筋力が培われることによって、以前より楽に感じるように成長した”という事もあるでしょうからね。

今なぜか思い出した話ですが、わたくし今となっては・・・な風体ですが、小学生の頃にフィギアスケートを習っていた時期がありました、そのころはバックもスイスイ、カーブや方向転換での足運びは勿論クロスでしたしw

で、何年か前にスケートに30年ぶりくらいで行ったら、もう氷怖いし、その日から数日間筋肉痛でガチガチになるし足首も痛いしで大変でした😅

要するに、そういう事です!  wwwwwwwww
と・・・・思い付きでスケートの話書いたので、話まとまってませんけど・・許せ😂

サックス教室 フイテマス 藤本匡光

 

優先順位

とある方から、楽器の選定で相談を受けたんですが、その方は楽器(テナーサックス)の買い替えを検討しておられまして、ビンテージ(アメセル マーク6)を狙っておられます。今使っておられるのも、今や高額となっている セルマーの80初代 なんですけどね😅

そこで、音色を決める「優先順位」についてなんですけどね。

私自身もビンテージ、とくにアメセルマーク6をトッカエヒッカエしてた時期がありましたが、今はシリーズ2か、比較的新しい20万くらいのYAMAHAを使う事が殆どです。
サックスの音色を決める場合の優先順位は、個人的に思うに楽器本体の優先順位は、決して1番ではないと思うんです。

一番はもちろん奏者本人のアンブッシャや呼吸法の上達度ですが、これを言うたら身も蓋もないやろっっと怒られそうなので🙄
その次くらいからの順番としては

マウスピース>>>>リード>>>>>>>>>>>>>>楽器本体>>>>>>リガチャとか>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ネジとかその他カスタム部品(この辺は吹奏感とか鳴り方) てな感じでしょうか。

例えは悪いかもしれないですが、プロは某国製の3万くらいの楽器でも、そこそこ良い音出すことはできます。まあ、めっちゃ気を使って吹かないと音痴だったり、そもそもバランス悪かったり・・・と、楽器側に不安要素が多いので、演奏がシンドイですから、普段使いの道具として選択しないですがね。

しかし、適切に製造され、メンテされていれば、この楽器(道具)として不安要素が無くなるサックスの価格帯は、それほど高額ではないのですよね。
余談ですが、昔、著名なフルート奏者の方が、YAMAHAの211(4万円くらい)をメイン楽器として使われてて、素晴らしい演奏をされていました。

ビンテージを買ったからと言って、マウスピース・リードの選択、またそのマウスピースとリードを適切に吹きこなしてなければ、その高額な楽器からどんなチープな音がしてしまうか、想像できると思います😅
ですから、マウスピースを徹底的に選んでみる事が、なによりだと思うんです。同じモデルでも何本も試奏して、即買いはせずに、他のマウスピースも固定観念なく色々吹いてみるといいと思います。

 

まあ、この話はサックス吹きなら、皆さん気付いている事なんですけどね。でも”新しい楽器欲しい病”は、私も定期的に発症してしまいますけどね😆

サックス教室 フイテマス 藤本匡光

 

サックスのシリアルナンバーと製造年

質問を頂きました
教室 区切り線
セルマーの14万番台がいい とか聞くのですが、何年ころに作られたモデルですか?
教室 区切り線
face_icon セルマー社を含めて、シリアルナンバーは、その会社が生産したサックスの通し番号になっているので
番号をを調べれば、何年生産のサックスかがわかります。
例えば、セルマー社ですと、14万番台は1966~1967年に生産されたMARK Ⅵとなります。

こちらのサイトが、各社網羅されているので参考になさってください。

http://www.saxophone.org/museum/serialNumbers

ヤマハは残念ながら非公開らしいのですけどね。。。

自分のサックスが作られた年を知って、思いをはせるのもいいかもしれませんね 😉
セルマー シリアルナンバーで年代

サックス教室 フイテマス 藤本匡光

 

 

そ・・そこまで飾らなくても・・・。

滋賀県Kさんからの質問です。教室 区切り線
クラシック系サックス(ブラスバンド)からポピュラーに転向しようと練習しています
そこで しゃくり奏法を学びたいのですが、どう練習すればいいでしょうか?
教室 区切り線

face_icon 「しゃくり奏法」 正式にはベンド奏法のupの事ですね。
※ベンド奏法は細分化すると色々な種類がありますが、大きく分けるとベンドアップとベンドダウンがあります。
個人的には「しゃくり」というのは、悪い意味でとらえているので「しゃくり奏法」っていう呼び方はNGです 😆 
しかし、けっこう検索語句みると「しゃくり サックス 奏法」ってのが多いんですけど、きっちり正式名称を覚えてくださいね 😉 

結論からいいますと、残念ながらweb上、文章でベンド奏法をお伝えすることは不可能なんです・・。
というか、文章で伝えることはリスクが大きすぎて致せません。

例えば「下あごを少し緩めた状態から・・・うんぬんかんぬん・・・」と書いてみても、100%伝わりませんし
読み手が勝手に解釈した練習法での習得は絶対にありません。

もし文章で読み手なりに解釈して練習をつづけると、えらく残念なベンドアップが完成します、
言葉を選ばずに書くと「気持ち悪いベンドをするヤバイサックス吹き」です。

そうならないためにも、お金をだしてプロに習ってください、ここはケチったらいけません。
我流で後々残念なサックス奏者になってしまっては、取り返しがつきませんからね。

サックスの演奏において、ポピュラーサックスの装飾技法は必要ですが、度を越えて使うと「なんだかなぁ・・・」という演奏になりますよね。

教室 区切り線
以下、ちょっと毒舌 😆

「いかにもサックスでフイテマス的」な演奏は、聞いていてむずがゆくなります。
それはアマチュアの方なら、「まぁ・・仕方ないか・・そういう時期あるある」と微笑ましくも感じますが・・。

「え・・・そこまでベンド大盛りで吹く曲想ちがうよね・・・」 😯 
とか
「あ・・あなた・・・そこまで装飾モリモリで吹く部分ですか???」 😯 
とか
エトセトラ エトセトラ・・・

『サックスで演奏しているんだから、サックスの得意な表現を駆使しなければ損だ!!!
そんな奏法を操る俺すごい!!』

みたいな演奏を聴くと、聞いているほうが恥ずかしくなってきます。

・・・・毒舌に拍車がかかるので、これくらいにして 😆

なにが言いたいかというと、
演奏には、考え(曲想)があっての奏法であって、奏法ありきで曲を吹かない ってことです。
サックスの良い音色で、さらっとメロディを奏でるだけでも、人の心に届くものです。
曲の部分部分に、そこに必要なテクニックを、テクニックが鼻につかない程度織り交ぜるくらいでいいと思います。
最大の武器は「良い音色」ですから、それだけでも十分聞き手に伝わるはずです。

そういった意味で、素晴らしい例を挙げると、度々引き合いにだしますが、
フィルウッズ氏の「JUST THE WAY YOU ARE」のソロですね。
嫌味なく、心にすっと入ってくる至極のソロを、サックス奏者として完全コピーしようとすると、ものすごく繊細なテクニックが、嫌味なく隠されてる事に気づかされると思います。

お化粧と同じ
厚化粧すぎると・・・やな・・・・

教室 区切り線
で・・では、今日はここまで!!  😆

サックス教室 フイテマス 藤本匡光

 

 

譜面台の取り付け穴ですよ

うちのサックスレッスン生徒さんに質問されたんですが、これ意外と知らない人多いので
てか、知らなくても大丈夫なんですけど、使う機会はまずないと思いますし 😆

教室 区切り線
サックス本体にある”なぞの穴”です 🙄

●セルマーは、ネック固定ネジの横ですね ※僕は穴側の固定用のネジ(バズネジ)は外してあります。
アルトサックス 本体譜面台

●ヤマハは本体の左サイドについています

テナー譜面台

●ソプラノは僕の使っているMARK6ではサムフック(右手親指ひっかけるところ)の左斜め上あたりです。
ソプラノサックス 本体譜面台
実は、これはマーチングバンドなどで行進しながら吹く際に、この穴に小さな専用譜面台を差して使います。
この譜面台用に使う譜面はとても小さくて、ハガキをひと回り大きくしたくらいの物を使います。
マーチング行進しながら演奏する、行進曲のブラスバンド用の譜面は、もともとこの譜面台用サイズの譜面で販売されていたんですよ。

残念ながら、サックス本体取り付け用譜面台の写真は持っていません。

僕も、中学時代に数回使ったことがあるだけで、もうかれこれ30年近く使ったことはないですし
今後使うことは無いですね 😆

教室 区切り線
ソプラノサックス マイク セッティング個人的には、ソプラノサックス用の譜面台取り付け穴は、ここにAKGピンマイク用に手作り土台を取り付けて、マイクを取り付けれられるようにしています。
下の写真では①側のマイククリップを、土台にクリッピングしています。これは大変重宝しています。

ソプラノサックスのマイクセッティング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教室 区切り線

まぁ、ステージではモニタースピーカーの横とかに、譜面のカンペを貼ることはありますけど、さすがにここに譜面台差してはマズイもんね 😆

サックス教室 フイテマス 藤本匡光

 

キーオイルを差す頻度

群馬県Eさんからの質問です。
教室 区切り線
サックスのキーオイルは、どれくらいの頻度でさすのでしょうか? 
教室 区切り線

face_icon キーオイルは僕も持っていますが、いつ頃買ったかも定かでないくらい、前からあります 😆
たぶんオイルが酸化しちゃってそうですが・・・。それくらいキーオイルは自分では差しません 😯

サックスはキーの取り付けのジョイント部分がおおいので、キーオイルをマメに差したくなる衝動に駆られると思いますが、ほとんどその必要はないです。
サックスを調整に出した時に、リペアマンの方が必要部分には差してくれるので、自分でさらに油を補うのは、「百害あって一利なし」です。

キーオイルをつけすぎると、そこに埃がついてきて、その埃が水分をもって、んで余計にギコギコしてきて・・・と本末転倒な状態になりやすいです。
キーの動きが悪くなってきた場合は、オイルの問題より、バネの張力の問題とか、タンポがべた付いてるとか、ほかの原因がほとんどですからね。

お持ちのキーオイルを捨ててしまえっっっ!! とは言いませんが、使う必要はほぼ無いと思ってください 😆

話はそれますが、昔60年代のクラシックカーをメンテしながら乗っていたことがあります
時代の古い車は「グリスアップ」というのを定期的にしないと、部品同士の摩擦が大きくなり、大きな破損の原因となるため、数カ月に一度はグリスアップを行っていました。

現代の車はどうでしょう??? 皆さんグリスアップしたことありますか???
ファミリーカーでは、自分でする必要すらないですよね。
12ヶ月点検と車検の際に、グリスアップが必要な部分は、整備士の方がやってくれますからね。
それにクラシックカーではグリスアップ必須だった部分でも、現代の車ではノーメンテでいいわけです。

サックスも同じで、とくに現代の楽器は、オイルメンテは自分でしなくても大丈夫ですよ。

サックス教室 フイテマス 藤本匡光

 

サックス演奏と歯列矯正

愛媛県 Sさんよりの質問です。
教室 区切り線
わたしは現在歯列矯正中なのですが、サックスを始めたいと思っています。
矯正中でもサックスを吹くことは出来ますでしょうか。

教室 区切り線

face_icon 現在まで、私が教室で教えていた生徒さんの中にも、歯列矯正中だった方が何人もおられます。
当初は私も気になって、その方の担当歯科の先生に聞いてもらったり、私のかかりつけの先生にも伺ってみましたが、「特に問題ないですよ」とのことでした。

Sさんはすでに矯正中とのことですが、うちの教室に通っている生徒さんが、これから歯列矯正をはじめる という事がありました。
その時は、結構ご本人は大変だったようです・・。
というのも、やはり歯列矯正具を付けて一か月程度は、歯茎・歯骨(?)などが慢性的に痛いようで、サックスも吹けなくはないけど、どうも落ち着いて吹けないということで、二か月教室をお休みになりました。
そのあと2か月して復帰されてからは、問題なく吹けるようになってましたけどね。

現在矯正中の方は、サックスを始めるにあたって、特に注意することはないと思いますが、
すでにサックスを吹いていて、これから矯正をはじめる場合は、歯列矯正開始後1.2か月は、サックスを吹けなくもないけど、痛みが出て、それほど練習に身が入らない状態になるかもしれません。
まあ、そういう時は無理して練習しなくていいと思います 😉

サックスをすでに吹いている方が、これから歯列矯正をする場合は、担当歯科医の先生に、サックスを吹く件も相談してみるのがいいかもしれません、現在では色々な歯列矯正方法があるようですので、最良の方式があると思いますから。

サックス教室 フイテマス 藤本匡光