20年以上前に使っていた懐かしいリードが出てきました。デイヴィッド・コズ氏も20代の頃に使われていたリードですね。Ricoのリードに薄くプラスティックコーティングされていまして、現代の人工リードとケーンリードとのハイブリッド的なリード構造です。
わしが黒くぬったんやないで!!
見た目の黒がなかなかインパクトありますよね。
音色はエッジのあるパリッとした音色で、さらになんといいますか、ギターで言うディストーションがかかったような歪成分が音に加わる感じでした。
わたしもソプラノサックスでは長い間愛用していましたが、プラスティックコーティングされている分リードの持ちも良かったですし、保管とかも気にしなくてよかったです。そのあたりも現代の人工リードに近かったのかもしれません。
ただ、今は多分日本市場ではお目にかかることはできないでしょうね・・・
『プラスティック成分が体内にはいってしまう』とか真偽は不明ですが、なんかそんな風潮で消えていったと記憶しています。まあ100枚食っても死なないだろうけどねw
ダダリオになってからも一応生産されている(されていた)ようで、Amazon USAではまだ販売されているみたいですね。$8.15 Shipping to Japan だそうなので、興味の有る方は購入してみてはいかがでしょうか?