【サックスで名曲 31】 「What a Wonderful World」ルイ・アームストロング,Kenny G.ver

前回から間が空いてしまいましたが、YOUTUBEアップしました。
今回はサッチモの「What a Wonderful World」を選曲しました。

この曲は、ほんとに大好きな曲でして、なんていうんでしょ、とにかく素晴らしい!!
サッチモの、お世辞にも美声とはいえないダミ声が妙にはまってて、グッときます。
歌詞も、是非じっくりと読んでみてください。

曲の発表された時のアメリカは、ベトナム戦争が泥沼化していて、出口の見えない戦いになってました。
そんな中、この曲を発表したことは、とてもメッセージ性の強いものですね。

今回は、Kenny Gがこの曲を取り上げた際の構成でオケを作りました。
Kenny Gのでは、実際にサッチモの音源を使っていましたが、今回、そこはテナーサックスで演奏してみました。

【制作裏話的な…】
今回ちょっと映像ピンボケでしたね・・特にソプラノサックス・・。
映像と音とは同録なので、そのままです。

ソプラノサックスが装飾キラキラなので、テナーサックスは基本的に装飾あまりつけないでストレートに吹いてみました。
歌詞が偉大なので、メロが単純なだけに、インストだと難儀しますね・・・
テナーサックスは主旋律と、もう一本ダブルを薄く重ねてます。主旋律がルバートしまくってるので
ダブル側の録音も多少難しかったです。
なぜダブルにするかというと、「コーラス効果」を得るためで、微妙な音程のズレが
広がりを作ってくれます。単純にプラグインで「コーラス」をかけても、ダブルで得られる
効果には程遠いのです。

ソプラノサックスも主と、ソロのところはダブルも薄くかましてます。

マイクはいつものスタンドコンデンサーマイクではなく、あえてAKGピンマイク2本でとってます。
特にソプラノをとるときは、そのほうが後編集が楽なんですよね・・・。
ピンマイクはどうしても録音時、楽器のフィンガリング振動を拾ってしまって、低周波の「ゴン ゴン」て音が、録音されてしまいます。
でも、あとで180Hzより下の帯域をイコライジングすれば、まぁ、ほとんど気になりません
ただしテナーサックス・アルトサックス・ソプラノサックスで、イコライジングの仕方は違ってきます。

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