ジャズの勉強は必要か?

今回も寄せられた質問からです。
鳥取県からTさん(♀)のご質問です。
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「私はサックス歴5年目でアルトサックスを吹いています。高校時代は吹奏楽で
サックスを吹いていましたが、いまはポップスなどの曲を吹いています。
現在習っている先生から ジャズの練習もしたほうがいいよ といわれてますが、
ポップスを吹くのにジャズを練習しないと吹けないのでしょうか?」
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Tさんのお悩みは ある程度サックスが吹けて、曲も吹けるようになった頃に
次のステップへ上るために避けては通れない所かもしれないですね。

ジャズ という音楽は 人によって好き嫌いがあって当然ですよね。
サックス吹くからといってジャズを吹くとは限りませんからね。

しかし ジャズの奏法 は現代音楽にとっては必要不可欠となっているのも事実です。
いわいる ジャズレガート奏法 と呼ばれるものです。

ポピュラーやフュージョンなどはジャズ奏法から発展してきたものなので
根底は ジャズレガート奏法 で演奏する必要があります。

タンギングの位置やアタックの位置がクラシック奏法とは 反対 といいますが全然ちがってきます。
ここで書くのは大変難しいのですが、現在習っている先生は次のステップに向かう為
ジャズレガート奏法を習得する必要がある と判断されたんだと思います。
システマティックに練習すれば、だいたい2ヶ月くらいで形になってきますよ。
そうすることで今まで演奏していた曲も見ちがえる程上手く聞こえると思います。

まずは先生になぜ必要なのかを じっくり説明してもらって、納得した上で
学んでくださいね。

私も結論からいうと ジャズ音楽が好きでなくても サックスが上達したいならば
奏法としての ジャズ は是非勉強すべきだと思いますよ。

ポップスなどの演奏でも最低限必要なタンギングテクニックを習得するためにも、ジャズレガートタンギングはマスターすべき必須テクニックです!!

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