YANAGISAWA SN-600

結局、なんだかんだ悩みましたが、知り合から1960年代後半か1970年頃のヤナギサワのソプラニーノ・サックス SN-600を手に入れました。
ほら・・10万円の給付金もあったし・・・でも電動自転車かったり・・・来月車検もあるし・・結構浪費しとるかも・・・・・これはコロナ抑うつ状態からの買い物依存なんか・・🙄
そうやない!! おれも微力ながら経済をまわしとるんや!!🤤

PRIMA MADE BY YANAGISAWA

(Prima)YANAGISAWAさんのこの時代のシリアルナンバー97**** 解読もよく知りませんので製造年不明。SN-600自体は1968年に発売されたそうですけどね。そうなると、いま私が持っているソプラノmark6とほぼ同い年くらいですかね、その割にはピカピカですわ。

しかしまぁ・・・ただでさえ使い所の少ないソプラニーノ・サックスを二本所有とか・・いらんちゃいらんでしょ😅まあ、シルバーの方は中国の工場に直接お願いしたもので、結局日本に入ってきてから全調整やらバネ交換やらで手がかかりましたけど^^;

SN-600 実は20代前半頃にも所有していたんですよね、当時縁のあった弁護士さんが趣味で楽器収集をされていて、その方から格安で譲っていただいたんです。ただ当時はソプラノのコントロールでさえ苦労していたのに、なんでわざわざソプラニーノに手を出したのか自分でもよくわかりませんw
案の定、めっちゃくちゃコントロールに苦労して、しかも仕事で使い所無かったので2年ほどでドナドナ(売却)してしまいました。

結局それから25年以上経った今、同じモデル手に入れるとか・・・なんやねんな😂

長期間押入れ放置されていた楽器のようでして、メッキ&タンポ自体はまだまだ大丈夫そうですが、低音域のケース内保存開放状態のタンポでは、トーンホールと接する部分の溝がなくなってて息漏れしているようです。そこで、タンポには革専用クリームを丁寧に塗って、コルクやらクランプを使ってタンポにトーンホール跡を’癖付け’してやりましたら、なかなか良い状態に近づいてきました。

流石、古い楽器とはいえ、日本の技術で丁寧に作られた楽器は素晴らしいですね。キーのストロークの短いソプラニーノですが、バネの張力が程よく素晴らしくて、指に吸い付いてキーが反応してくれます。音程もそれほど暴れません。コントロールは楽器の音域特性上難しいのは否めませんけど。音程に関しては25年前は特に高音域は全くコントロール出来なかった私ですので、少しは扱える身体になったっつーことで😆昔お借りしていたセルマーのソプラニーノと比べても遜色ないと個人的には感じました。

音域は現代のソプラニーノはhight F#キーまでついているものも多いですが、SN-600はhight E(実音D)までです。まあ、ソプラニーノでそこらへんの音域は多用せんので、別に不便は無いと思いますけどね。高音域の機構が単純な分、管体重量はSN-600は軽いですわ。

ところでや・・普段使ってるMark6ソプラノサックス(in Bbね)でも、高音域でいうと実音F(in Bb でソ)まではややこしい運指せずともキレイに出るんですわ・・・となるとや、ソプラニーノ(in Eb)でいうhight Dまではソプラノで演奏してもそんなに苦労せんと演奏できるという事実・・🤨ww ほらっっっSN-600ソプラニーノの存在意義ってソプラノより全音上が出るだけかい・・・とか・・いやいや、考えない考えない🤐 使い分け いうたら音色とか音の太さとかなんやかんや色々あるからなんや!!と自分に言い聞かせてみる😂

いま動き出そうとしている某プロジェクトではソプラニーノも使い所あるかもしれんので、せっかくですからちゃんと練習してみますわ。

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