「4度圏」(circle of 4th) は、以前に何度も触れてきましたが、今回は4度圏上に「模様」を描いてみます。
理論を勉強したり、スケールやコードの構成音を視覚化できます。
描いてみると、この4度圏に、音楽の「小宇宙」を感じると思いますよ 😄 😄
さて、実際に何をやってみるかというと、コードの構成音・スケール構成音を
「4度圏」に描いてみます。
例として、
C△ を赤線
Cm を青線 で描画してみるとこうなります。
【メジャースケール】
次にメジャースケールを描画してみましょう。
例はCmajorスケールです。
きれいな模様がでてきましたねぇー
わかりやすいように、C の位置を11時に置きましたが
6時~12時側(左半分に)収まっています。
次にコードの構成音を描画してみます。
【dim7】
dim7 のコード構成音群は、3種類ですよね。
これを見たら一目瞭然ではないでしょうか。
【#5】
次に、#5コードです、コード表記ではaugとか+5とも書きます。
このコード構成音群は4種類となりますので、描画するとこうなります。
この#5コード時によく使われる、wholetoneスケール(全音階)は
構成音的には2通りで、描画するとこうなります。
視覚的に見てみると面白いですよね!!
こういう風に、きれいな模様になるのは不思議じゃありませんかー。
サックス等のアドリブ練習の為に、曲のコード進行解析をする場合にも、
コード進行をこの4度圏上に描いていくと、面白い発見を沢山できますよ 😉
ぜひ楽曲ごとに「4度圏」模様を描いてみてください。