今日は、サックス特殊奏法の一つ【オルタネイト・フィンガリング】をやってみましょう。
ちなみにギターにも「オルタネイトピッキング」という奏法があります。
今回は、運指は割と簡単なのに、カッコよく聞こえる飛び道具的オルタネイト・フィンガリングフレーズを練習してみましょう 😊
まず、オルタネイト・フィンガリングっていうのは、文章で書くと難しく聞こえるかもですが・・・
同じ音が続くとき(または続ける時)に、本来の指とは別の変え指を交えて、音色及び少し音程の違う音を交互につかって得られる効果
ですかね。ほらぁ・・・文章に書くと難しい 😄
マイケルブレッカー・メイシオパーカーをコピーする場合には、必須テクニックですし。ジャズでもよく出てきます。
トランスクリプション(サックス奏者などのソロなどを採譜した譜本)では、音符の上とかに、このマーク が付いてる音は、オルタネイト・フィンガリングを使います。
僕が高3の時に、初めてオルタネイト・フィンガリングに出くわしたのが、サックス奏者 伊藤たけし氏が、SQUAREで演奏していた「IT’S MAGIC」のソロ中でした。
当時は、何がどうなって、あんな風に演奏されているのか、全く見当がつかず、タンギングでやろうとしてましたが、見事挫折しました 😄
本来はオルタネイト・フィンガリングを使うフレーズですからね、オルタネイト・フィンガリングを使えば、結構簡単に再現できますし、しかも、かっこいい!!!!!!
そのフレーズ皆さんも再現してみましょうー
それでは伊藤たけしさんフレーズ、まずこれを練習します
【譜面 1】
譜面にすると、難しそうに見えますが
「 ラ ソ ソ 」 を繰り返すだけです。タンギングは入れなくて、スラーでOKです・
んで、のついている、「ソ」の所は、この指を使います。
普通の「ソ」 + 右手側の中指・薬指・小指のキーです。
これが出来たら、【譜面 2】フレーズです。
【譜面 2】
百聞は一見に如かず 😎
【譜面 1】【譜面 2】練習の仕方を、簡単な動画にしてみましたので参考にどうぞ。
今回とりあげた「 ソ 」以外の音にも、もちろんそれぞれに、オルタネイト・フィンガリングがあります。
ポピュラーサックスの教則本などには紹介されているので、少しづつ覚えて演奏に取り入れていくといいですね 😉