サックスの音色を創る旅

サックスをはじめとして、管楽器などの吹奏楽器は音色を
創るためにとても苦労しますよね。

これには10年単位で練習と試行錯誤が必要になってきます。
まず色々とセッティングなどを自分向きに作っていく作業を
絶え間なく模索しながら、呼吸法・奏法など様々など様々な

要因を解決していく必要もあります。
では逆にプロ奏者が使っているセッティングを そのまま貴方に渡して、同じ音がでるでしょうか?

答えは絶対同じ音はでません。。

では 何が違うか・・・ 奏者が変ったこと以外には原因はないですよね。

僕もよく生徒さんに自分が吹いてる状態のサックスとか、マウスピースとかをそのまま吹かせることがあります。

これはようするに 奏者自身によって音色が決まる ということを、早いうちに分かってほしいからなんです。

これには柔軟なアンブッシャー・呼吸法 となにより本人が出そうとしている音色イメージが、重要な要素だと思っています。

では音色イメージはどうやって作ればいいのか・・・
自分の理想とかるサックスの音色を見つけるには・・・
これには様々な方法がありますが、僕の場合はまだサックスで
プロになろう・・なんて考えてなかったときに、実家の神戸ローカル
テレビ局で放送されていた映画の番組のエンディングテーマが

デビットサンボーンの Good Bye という曲でした。
もちろんクラシック畑だったぼくはサンボーンなど知りません

しかし、この曲を聴いたときに電気が走ったような感覚になったのを、いまでも鮮明に覚えています。

クラシックを聞いて涙したりすることは有ったんだけど、それ以外のジャンルの曲を聴いて衝撃を受けたのは初めてでした。

いてもたっても居られなくて、テレビ局に電話して アーティスト名とアルバム名を教えてもらって、早速CDを買いにいきました。

それがサンボーンと僕との出会いでした。

実はテレビで聞いていたときには、サックスがメロディーを吹いてることも分からなかったのです。
あんな音がサックスからでるなんて、想像もつかなかったんです。

当時クラシック奏法を某音大の先生に師事していた僕にとって
サンボーンの音色は「汚い・・・」と感じることもありました。

しかし言葉に出来ないけど心に奥に入ってくる サンボーンの
サックスの音色はいったい何なのか自分でも分からなかったものです。

クラシックにおける いい音色 そして
ジャズやポピュラーにおけるいい音色 はまったく違うことに気づくまでに
それから2年の時間を必要としたように思います。

サンボーンとの出会いでセッティングも全てサンボーンと同じにしてみたり、
彼のコンサートに何度となく足を運びました。

でもサンボーンと同じ音などでませんでしたね。それでも練習しつづけ
あるとき人から「いい音色してるね」って言われだしました。

サンボーンとは違うけど、自分の音もなかなかどうして いいんちゃうん・・ とすこし自身を持ち始めました。
サンボーンのコピー本を2冊全曲完全コピーするのに5年くらいの時間がたってましたね。
でもそのときにハーフタンギング・ポルタメントベンドなど様々な奏法を知ることができ、練習する課題も沢山できました。

その頃にはブランダンフィールズ・デビットコズ・エリックマりエンサル・
など当時 ロサンゼルス系 と呼ばれたサックス奏者の音色に好みが移りつつありました。

サンボーンとはまったく違う奏法・音色にまた衝撃を受けて、
マリエンサルの教則ビデオ買ったり、フィールズの曲をコピーしようとして、めちゃめちゃ挫折したのを覚えてます 笑

そんなこんなこの後も紆余曲折あるのですが、ようするに偉大なる先輩サックス奏者を、色々浮気しながら
まぁその時点では本気なんだけど w

ごちゃごちゃに混ざっていまの自分が出来上がってるかんじです。好きな奏者を見つけるには、まず自分がサックスをはじめたきっかけの奏者が居たら その人のアルバムなどを聞いて、コピーしてみる。

できたらセッティングも真似してみると色々な事が分かると思います。
あとは生で聞く機会を作る、CDなどではエフェクト処理もされてるわけですが、
故人でない奏者でしたら、やっぱしライブに出向き生音を聞いて 衝撃を受けて、自分の今と比べて落ち込んでください!! いろいろな意味で挫折は後に活力となり必要ですからね。

よく 好きな音色が分からない という人もいるんだけど、その気持ちも分からなくはないんですよね。。

僕みたいに元はクラシックからとかだと、ポピュラーのセッティングにしても、
なんか やわらかい音をだすようにしちゃうんだよね。

頭では分かっていても、なんかポピュラー的な音色を出すと嫌悪感というか拒絶反応がおこる感じというか。。

ここを乗り越えるのにほんと時間かかると思います、ビブラートのかけ方とかもね。。。
リスナーとしては好きだけど、自分で出すのは抵抗があるというかね。

んーーーー結局 練習かな

まとまってないよね。。。ごめんなさい。。

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これも死ぬほどコピーした サンボーンの曲。未だにこのサンボーンのソロのフレーズは僕のソロにも顔をだします 笑

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サックス教室 フイテマス 藤本匡光

「サックスの音色を創る旅」への4件のフィードバック

  1. ジャズからクラッシックへの転向もありますか?
    ジャズとクラッシックの大きな違いは何なんでしょう?

  2. リスナーとしては好きな音色も、
    自分が出すとなると汚さに耐えられない感じ…
    プロで活躍されてる方にもあるとは…
    私も古い自分に抵抗しながら改革目指します!

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