サックスピンマイク audio-technica ATM35

最近主に使っているサックス用のコンデンサー型ビンマイク

audio-technica ATM35 (実売3.8万円前後)

音質はサックスや管楽器に美味しい帯域を際立たせるチューニングが施されている感じで、クリップポン付けで使いやすいですね。

価格帯の競合としては、AKGのC519M+B29L(パワーモジュール)となりますが、多少AKGの方が音質はキラキラした印象です(個人的感想)
AKGのC519Mはマイク2本同時挿しが出来て、さらにマイクそれぞれのバランスをパワーモジュールで変更できるので、ソプラノサックスとか長物をマイク二本運用なら優位性がありますね。

ATM35はバッテリーモジュール(電池駆動&ファントム電源対応)が付属していて、Low-cutスイッチも付いていて、マイクの最大入力値は143dB(電池時)、150dB(ファントム48V時)と、サックスの大音量てせも十分余裕があります。
AKG C519M のキラキラ感は、ソプラノとかソプラニーノに使いやすい印象で、ATM35はテナー・アルトなどの中音域あたりもしっかり出てくれる感じです。

まぁ、どちらも優秀なマイクなので ” 比べたら “という程度ですけどね。

ただし・・・ATM35には不満点も・・・。

バッテリーモジュールを腰に装着した場合、マイクからのシールドが7.6mもあるので、束ねても写真の通り嵩張る 😯
それでも腰につけて運用するのもありだけど、結局腰につけずに足元にパワーモジュール置いて運用しております・・・。
それでもシールドは3mもあれば十分なんですけど(^^;
サックス奏者限定の意見かもですが、ほんとシールド無駄に長い・・・長すぎる・・・。
このマイクの下位グレード PRO35はシールド1.8mと短いんだけど・・ATM35(マイクは専用設計みたい)はこの長さだけなんですよね(^^;

まあ、嘆いても仕方ないので、電気系強い知り合いに線を短くしてもらうか検討中です。

まぁ、そんな不満点もありますけど、手軽にサックスを宅録したりする場合でも、サックスらしい音色で高音質に録音できるので、ステージ使用と宅録使用両方を賄えるマイクだと思います。

 

サックス教室 フイテマス 藤本匡光 エアロフォン

 

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