さて、今回は実際の曲のリズムを書いて読んでみましょう。
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題材は、わりとみんな知っているであろう「コナン」でやってみましょうかね。
出だしのAメロをリズム譜にしてみましょう。0:14~0:30 の範囲になります。
出来れば一度、自分でリズム譜を書いてみてください。
リズム譜はドとかレとか音の高さは書かなくていいので、出だしの
「 タタ|ターン|ターーン| 」 を譜面にしてみるわけです。 ※ “ | “ は拍を区切っています。
↓

譜面を読むための最大の近道は「書いてみる」ですから、間違えてもいいので是非五線紙にリズム譜を書いてみてください。
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時間がかかってもいいので、リズムを譜面に書いてみましょう!!
■この曲の拍子は 4/4 です。
■出だしの 「タタ」 は 4拍目からメロディーが始まっています。

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ちゃんと書いてみましたか??
書いてみたら以下を読んでください。
ほんと、ここでリズム譜を書いてみることは、めちゃくちゃ重要な作業ですからね。
ここを疎かにすると、譜面を読めるようになる学習が遠回りになります 😈![]()
では、まず、指定部分のリズムを聞いてみましょう
リズムを聞いてみて、再度自分の書いたリズム譜を確認してみてくださいね。
拍数を入れたもの
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では、リズム譜を見てみましょう

このようになります。
は その② で書いたように、
の先頭の八分音符が休符になっている記譜なので
「ウンタタ」 と読んでみてください。
これは 二分音符 です、4拍子では二拍分のばします。
これは、付点二分音符 といいます、3拍分のばします。
付点 というのは、音符の頭右側に 点が付いてる事 を差しますが、この点がつくことで、つけられた音符の長さが1.5倍になります。
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付点といえばその①にもでてきた
これも 最初の八分音符に点が付いていますよね、
付点八分音符 と 16分音符 が連なっていることになります。
まぁ、しかし、「タッッカ」というリズムで覚えていると思うので、1.5倍とかややこしい事は考えなくていいですよ 😄
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今回やったように、例えば今自身で練習している曲のリズム譜を書いてみる、そして、自分の書いたリズム譜を読んでみる、読んでリズムを叩いてみて、その曲になっていれば正解ですから、いろんな曲にチャレンジしてみてください。
次回は、クラシック曲に入っているサックスソロを題材に、譜面を眺めて把握してみましょう。
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「譜面は読めたほうが幸せ!!」でしょ? ![]()
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