さて今日は短いフレーズを練習しましょう。
まず題名にある「Lick」とは「即興演奏においてのフレーズの一節」の
ことを言います。
文章でいう「単語」みたいなものですね、Lickを沢山引き出しに入れることで
即興演奏時のフレーズが増えていきます。言葉を覚えて話ができるのと同じですね。
赤ちゃんが2.3歳までに単語を覚えて、徐々に喋れるようになる過程を想像してください。
皆さんのアドリブ練習も同じ過程を経て、カタコトから徐々に上達していきますから!!
さて、今回とりあげるのは Major key Lick の一つです。
Major key Lick は簡単に言うと、Major key の調性部分で
そのkeyにあった Lickを使うことができます。
今回のフレーズも、基本は先日やったpentatonic scaleを基本として、半音階が入ることで
スリリングなフレーズです。
これは私の昔使ってた練習ノートに書かれてた一節なのですが、
たしかGrover Washington,Jr氏のソロ中の一節だったような・・・
すいません・・・わすれちゃいました、昔書いたときに誰のフレーズかちゃんと明記しておくべきでした
■アルトサックスで演奏したサンプルです。
lickの練習は、同じフレーズを全調に移調してそれをひたすら
練習していきます。根気いりますけど・・。
最終的に、譜面は見ないで吹けるようにします。
ただ、フレーズの構造をよく理解してから練習していくと効率が上がりますー
たとえば今回のフレーズは、そのキーの「ド」からフレーズが始まって
そこから半音階で「ミ」まであがって・・・みたいにフレーズをよく研究してから
トライしてみてください。
あと16分音符のところはジャズレガートを基本としたタンギング位置です。
タ タヤ タヤ タヤ タヤ
暑い日がつづいていますが、練習できるときに頑張りましょう!!