Major key Lick 1

さて今日は短いフレーズをしましょう。

まず題名にある「Lick」とは「即興演奏においてのフレーズの一節」の
ことを言います。

文章でいう「単語」みたいなものですね、Lickを沢山引き出しに入れることで
即興演奏時のフレーズが増えていきます。言葉を覚えて話ができるのと同じですね。
赤ちゃんが2.3歳までに単語を覚えて、徐々に喋れるようになる過程を想像してください。
皆さんの練習も同じ過程を経て、カタコトから徐々にしていきますから!!


さて、今回とりあげるのは Major key Lick の一つです。
Major key Lick は簡単に言うと、Major key の調性部分で
そのkeyにあった Lickを使うことができます。

今回のフレーズも、基本は先日やったpentatonic scaleを基本として、半が入ることで
スリリングなフレーズです。

これは私の昔使ってた練習ノートに書かれてた一節なのですが、
たしかGrover Washington,Jr氏のソロ中の一節だったような・・・
すいません・・・わすれちゃいました、昔書いたときに誰のフレーズかちゃんと明記しておくべきでした


lick1

ダウンロードはこちら
ダウンロード


サックスで演奏したサンプルです。


lickの練習は、同じフレーズを全調に移調してそれをひたすら
練習していきます。根気いりますけど・・。
最終的に、は見ないで吹けるようにします。

ただ、フレーズの構造をよく理解してから練習していくと効率が上がりますー
たとえば今回のフレーズは、そのキーの「ド」からフレーズが始まって
そこから半音階で「ミ」まであがって・・・みたいにフレーズをよく研究してから
トライしてみてください。

あと16分音符のところはレガートを基本としたタンギング位置です。
タ タヤ タヤ タヤ    タヤ


暑い日がつづいていますが、練習できるときに頑張りましょう!!

サックス教室 フイテマス 藤本匡光
タイトルとURLをコピーしました