サックスの置き方

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サックスを床やハードケースの上に置く場合は、上の写真のように 裏向き におきます。
商品写真などはキーが見える側に置いていますが、必ず上の写真の向きに置いてください。

表向き に置くと左手のサイドキー部分に楽器の重さがかかってしまうので、キーが曲がってしまったりする恐れがありますからね。

またアルト・テナーをおく場合は、ネックと本体の角度を通常吹く位置のまま置いてしまうと、マウスピース部分が床に当たってしまうので、置く前にはネックを少し時計回りに回転させてから置きましょう。

サックス教室 フイテマス 藤本匡光

練習場所・・・結構サックスってウルサイからね・・

サックスを始めるにあたって最初に問題になってくるのはこの練習環境をどうするか・・ではないでしょうか?
学生の方などは比較的学内に音の出せるスペースがあったり、サークルなどに所属することでこの問題は解決すると思います。しかし社会人の方にとっては日々の練習場所の確保は難しい問題でしょう。

これまで沢山の生徒さんを教えてきましたが、生徒の方が練習する環境をどのように確保しているか紹介してみます、なにかの参考になれば幸いです。

1.大きな公園・河川敷   予算0円 季節天候の影響大

都内ですと 光が丘公園 石神井公園 砧公園 多摩川河川敷・・ などでは楽器を練習している方が多いですね。近所にそういう環境があるなら一度偵察に行ってみるといいと思います。サックスは音量の大きい楽器ですので、公園・・ろ河川敷から少し離れた民家にお住まいの方には聞こえる事も多いので、練習の時間帯には気をつけましょう。冬・真夏・雨はちょっと辛いものがありますね。

2.車内 予算0円

練習には集中できない とにかく音をだした時には。。車で移動して、迷惑のかからない場所で。これは車の大きさに非常に左右されますし、テナー・バリトンでは無理ですね。車からは相当音が漏れますから、結局山奥とか民家の無いところに移動するので練習時間より移動時間がかかる場合があるかもですね。

3.カラオケボックス 予算1時間 500円位~

カラオケボックスは気軽に利用でき、着座姿勢でも練習ができますからお勧めです。カラオケボックスに楽器を持っていって・・っというのは最初は抵抗あるかも知れないですが、実は楽器の練習によく利用されていますから店の対応は至って普通です。都内のカラオケチェーンのある店舗では音楽教室も開講しているところがあるくらいですからね。利用料金は店舗によって大きく異なりますので、ご自身で便利で安いところを探索してみてください。都内では1時間20円(1ドリンク別)~ありますね。

4.音楽スタジオの個人練習 予算1時間 700円位~

バンド経験のある方ならご存知だと思いますが、町には沢山の音楽練習スタジオがあります。そしてその音楽練習スタジオでは個人練習でスタジオを借りることが出来る場合がよくあります。環境的には完全防音・譜面台も有るしバッチリですね!! しかし問題があります、殆どの場合前日か当日にしか予約が出来ないという場合が多いです。スタジオ側としてはバンド練習の方が利益は多いので、バンドのお客さんを優先して、埋らなかった時間帯を個人練習として貸している場合がおおいからです。ですから比較的人気の無いスタジオですと予約はとりやすいかも・・です。

5.楽器練習可能物件 1ヶ月 8万円~

これは引越しを決める決意もありますしなかなか勇気はいりますね。僕の生徒さんには何人か引越しをした方は居られます。音楽大学の近くなどには沢山こういった物件がありますが、サックスは相談してみないと楽器可物件でも駄目な場合がありますので注意が必要です。しかしめでたく引越ししても落とし穴があったりします・・いつでも練習できる環境を手に入れるとなかなか練習しなくなる w
これは本人次第ですけどね・・・ 殆どの物件がマンション全て楽器可能なので、となりの練習などは聞こえてきます。ですから朝は9時~夜22時までとか約束事はある場合が多いです。マンションみんな音をだす人がすんでますから、お互い様精神で多少我慢が必要だったりします。

6.簡易防音室 50万円~

簡易防音室とはヤマハやKAWAI楽器など楽器メーカーが出している自宅に設置する防音室です。ヤマハはアビテックスというシリーズですね。大きさも電話ボックスくらいから注文施工まで様々です。

なぜ 簡易 とつくかと言いますと完全防音ではないからです。サックスの音は90db~100dbです、これは機会作業所の中とか電車の通過する高架下くらいの騒音です。それをまずは簡易防音室で-35db~-40db軽減します。よく防音室の性能で -35db とか書かれてるのはこのことです。(完全防音が-95db以上ですからせいぜいその半分くらいですね。)簡易防音室の外では60dbくらいに軽減されます、これは少し大きめのテレビの音くらいになります。近所のテレビの音が聞こえてきますよね、あれくらいは外部に漏れてしまいます。ですから簡易防音室を設置する部屋自体にも有る程度防音施工が必要になってきます。防音カーテン・防音カーペット・二重サッシなどですね。そうすれば外部には昼間でしたら殆ど聞こえないくらいにはなります。しかし騒音というのは個々の尺度があるので、ピアノの音は聞こえても気にならないけど、サックスは少しでも聞こえてたら許せない・・という場合もありますので、ご近所の理解も必要ではあるかもです。。
導入には設置場所の床耐過重など条件もありますから、施工前には見積もりと下見が必要です。
中古でオークションなどでは安く出品されている場合がおおいですね、施工費は各メーカーに発注となりますから運搬・施工で別途20万円くらいはかかります。

サックス教室 フイテマス 藤本匡光

サックスの腹式呼吸・・・なんか難しそうやけど・・

楽器演奏やスポーツ等において呼吸法は非常に重要なものとなっています。
しかし呼吸法で何がかわるの? と単純に疑問な方が多いのではないでしょうか?
実際に呼吸法を見につけることでのメリットは計り知れないものがあります。

楽器演奏においては 音の安定 ダイナミクス(音の大小)の広がり 音色が良くなる 1回のブレスでの持続時間の伸び 等様々なメリットがあります。デメリットはありません。

では腹式呼吸とかどのように行えばいいのでしょうか?
実は人間は一日の1/3近くは腹式呼吸を行っています、それは寝ている時です
人間は体を横に寝かせると自然と疲れない腹式呼吸に以降するのです。
しかしこの切り替えは 無意識 のうちに行われてますから、「いまから腹式呼吸にするぞ」とは 思いませんよね。
そこで楽器を吹くときには「いまから腹式呼吸にするぞ」と自覚する必要があります。

1
まず仰向けに寝転がってオヘソの下10cmくらいのところに両手を当てます(ヨガなどでは 丹田(タンデン) と呼ばれ気の集中するポイント)、そして息を全て吐ききって ください。水に長く顔をつけられるか競争した事ありますよね? あの時って顔をつける前に思いっきり息をはいて から思いっきり吸ってスタートしますよねー あれくらい吐く感じです。

2
それから2.3秒かけて口から息を吸ってください、そうするとさっき手を置いた部分が膨らむと思います、そこを意識しながら吸ってください。

3
次にゆっくりと息を吐きます、吐く時は口を薄く開けて、手を置いた部分をすこし押しながらゆっくり吐いてください。慣れるまでは10秒くらいで吐いてください。慣れてきたら20秒~30秒かけてゆっくりと吐いてください。
このときに手を置いた所を吐きながらも膨らませるようにするのがコツです。
ここまでは寝転んで練習というか腹式呼吸を意識する練習です。
次に立った姿勢で同じことをします。

立った姿勢になった瞬間 脳は無意識に 胸式呼吸 に切り替えようとします、胸式呼吸 とは ろっ骨 の間の肋間筋を使って呼吸する事ですが、ようするに呼吸時に肩が上下してたら胸式呼吸です。

立った姿勢で上の1~3を「いま腹式呼吸をしてる」と意識しながら行ってください。
意識するだけでも、全然かわりますからね。

そして楽器を吹くときは手をお腹の下におけないですが、意識をそこに集中させてロングトーンしてみてください。

一番上のサイドキー の レ などは胸式と腹式では全く音色が違ってきますから、すこし楽器に慣れてきたら比べてみてください。

※ヨガ等の腹式呼吸は鼻で吸う場合が多いですが、管楽器演奏では口から息を吸うので、息を吸う場合は口から吸ってくださいね。

サックス教室 フイテマス 藤本匡光

 

マウスピーーーーース。。どれがええねんなぁ。。

マウスピースについては悩んでる人も多いでしょう・・・。僕も昔はマウスピースコレクター状態でした。

僕はもともとクラシックサックスでしたから、当初はセルマーの C あたりをずっと使っていました。
高校卒業後にジャズ・フュージョンなどに傾倒していきまして、そのころは ARBのエボナイトで吹いていました。しかし今考えるとクラシックがぜんぜん抜けなくって、ビブラートやタンギングも現在とはまったく違っていましたね・・・・。

どうしてもクラシック時代の「きれいな音」の観念が体から抜けなくって、以後2年間は苦労しました。
20歳くらいからメタルに替えましたね。最初はリードミスも多くて音楽になってなかったと思います。

デュコフ・ポンゾール・ビーチュラーなどなど結構手当たり次第買ってました・・・・・・。んで、もう笑い話ですが、自分でマウスピースを作った事もあります。しかしそれが今までで一番バランスのとれていたマウスピースだったりする。(それでレコーディングしたこともあったりする・・・・。)
でも素人が作った物ですから、あっけない最後を迎えました。柔らかい金属を使ってたので折れてしまって終了・・・・。
そしてアルトは現在のガーデラに落ち着いています。

恐らく今までのマウスピース購入額の合計は200万円近くになってるはずです・・・・・・あーさぶー。

その上で申し上げますと「隣の芝生は青く見える」です。楽器屋にふらっと立ち寄ったら最後買ってしまう人もいるでしょうー、何日かしてみるとやっぱり何かが違うと思ってくる・・・・。
かといって自分の今まで使っていたのも違うような・・・・。あーーーどうしよう状態・・・。

たぶん今使っているマウスピースは、あなたの好きなサックス奏者が使っている物と同じだったりしませんかー。それもひとつの手段ですよねー。楽器選びの所でお話ししたのと同様にマウスピース
にも個体差があります。しかも楽器以上に出来、不出来の差が大きい場合が多いです。

特にメタルのマウスピースの場合は、見てわかるくらい左右のバランスの悪いものが、平然と売られています。

エボナイト製の物に関してはメタルほどのばらつきはありませんが、左右のバランスくらいは 見ましょうね。
買うときはできればじっくりと試奏してみて、その値段分出してもいいくらいの何か(結構カンだったりもする)があれば買ってみてもいいかもしれません。

ただ音色を追い求めるあまりマウスピースに頼りすぎるのもなんですねー・・・・・・・。
おかしな物で、ぼくが今どんなマウスピースを吹いても、やっぱり自分の音色が出ます。
アンブッシャーやリードのセッティング、楽器も要因としてありますが、頭でなっている 音 が一番重要なのかもしれませんよ。イメージトレーニングは凄く重要ですよー。

その自分の出したい音のイメージの「手助け役」にマウスピースを考えるくらい余裕を持ったほうが
金銭的にもいいかもしれませんね。

<比較的お勧めのマウスピースです。>
メイヤー・クラウドレイキー・ビーチュラー(ソプラノ エボナイト)・セルマー ガーデラ・v16などなど デュコフやメタルのビーチュラーも当りはめちゃくちゃいいですが、
まず手に入りません・・・・・・・・・・・・。

あと高音がやせるとか低音が出にくいなどの原因はリガチャーに要因がある場合も多いですよ。
とくにマウスピースを買ったときに付属のものは結構ひどいものが多いですからねー、あなたのマウスピースに合った物を試してみるのもいいかもしれませんよ。

そしてマウスピースも調整できます。これに関しては技術者がたくさんいるわけではないので管楽器店やメーカーに相談してみてください。

サックス奏者 藤本匡光がお贈りする、サックス情報ブログと東京池袋で開講しているサックス教室のページです。